栄養豊富で噛み応えのあるナッツ類は、ダイエットをしている時などの間食にも便利ですよね。
ですが、1日の適量を守らないで食べ過ぎてしまうと、体調にも悪影響があるそうです!
ナッツ類は、どのくらい食べてもいいのでしょうか?
気になったので調べてみました。
そもそも、ナッツ類は1日どのくらい食べても大丈夫なの?
ナッツ類の適量は、それぞれの種類によって変わってきます。
代表的なナッツ類の、1日に食べても大丈夫だと言われている量は、以下の様になっていますので、参考にしてみてくださいね。
- アーモンド 23粒~25粒
- カシューナッツ 10粒
- マカダミアナッツ 5粒
- クルミ 6粒~7粒
- ピスタチオ 45粒
数種類のナッツがミックスされているタイプのものは、手のひらに軽く1杯(25g)くらいを目安にすると、いいそうです。
この数字を見ると、アーモンドやピスタチオは、意外と沢山食べられるんですね!
食べる時には、一気にではなく、1日の中でちょっとずつ振り分けるようにします。
血糖値の急激な上昇を、抑える効果があると言われているので、食前か間食で食べるのがオススメです。
アーモンドには、不溶性の食物繊維や、抗酸化作用のあるビタミンE、ミネラルなど、沢山の栄養が含まれています。
血行促進効果や、アルコールの分解効果もあるそうですよ。
カシューナッツには、骨の形成に役立つビタミンKや、タンパク質、貧血予防の鉄分、むくみ防止のマグネシウムなどが含まれています。
ほんのり甘くて、硬くもなく柔らかくもない噛み応えはクセになってしまいますが、糖質は多めなので、食べ過ぎには注意ですね。
マカダミアナッツは、美容に良いと言われている、パルミトレイン酸が多く、美肌効果があるそうです。
また、パルミトレイン酸は、血管を丈夫にして、脳卒中を予防する効果も期待できるという話もあります。
他にも、ビタミン類やたんぱく質、ミネラル、食物繊維なども含まれていていますよ。
クルミには、血管のつまりを抑制するオレイン酸やαリノレン酸が豊富で、食物繊維はアーモンドよりも多いんだそうです!
ピスタチオは、カリウムが多く、むくみ防止や高血圧予防に効果があると言われています。
健康効果を期待してナッツ類を食べる時には、油や食塩がコーティングされているようなものは、避けた方がいいでしょう。
パッケージや、原材料の部分などを確認して、できるだけ無添加のものを選んでくださいね。
ナッツ類を食べ過ぎてしまったらどんな症状が起こる?
ナッツ類は、食べた量を把握していないと、いつの間にか食べ過ぎていた!ということにもなると思います。
ナッツ類には、比較的太りにくい不飽和脂肪酸が含まれていますが、食べ過ぎてしまうと、当然ながら太る原因になってしまうでしょう。
また、不飽和脂肪酸は酸化しやすいそうで、腸内で脂肪分と水が分離してしまい、お腹がゆるくなってしまうことがあるそうです。
食物繊維の消化にも時間がかかるので、お腹がゆるくなったり、逆に便秘になることも考えられます。
脂質を過剰に摂取することで、胃腸に負担がかかるので、気をつけたいですね。
他にも、ナッツ類に含まれているアミノ酸の一種のアルギニン酸が、ヘルペスウイルスの増殖を促すという話もあります。
例え身体に良いものでも、沢山食べてしまったら体調不良にもつながってしまうので、適量を守って食べたいですね。
もし、食べ過ぎてしまっても、次の日からナッツ類をお休みしたり、白湯をこまめに飲んで対処するといいそうです。
過剰摂取によって口腔内が腫れたり、嘔吐がある場合には、アレルギーを起こしている可能性があるので、食べることを中断して、医師に相談してみるといいでしょう。
一度袋を開けてしまったナッツは、保存状態が悪いと、傷んだり、酸化しやすくなってしまいます。
できるだけ新鮮な状態で食べられるように、ジッパー付きの袋など、密閉できるもので保存しておくことがオススメです。
袋を開けたものは、常温で保存するよりも、冷蔵保存する方がいいそうですよ。
私もよくナッツ類を購入しているのですが、今まで常温保存だったので、次回からは冷蔵で保存するようにしたいです。
まとめ
ナッツ類を食べ過ぎると、鼻血が出たり、ニキビが出来やすいという話もありますが、油や食塩などで加工されていることが原因がと考えられています。
ですが、いい脂だとしても、ナッツ類自体も脂肪分は多いので、食べ過ぎには気をつけたいですね。
ナッツ類の効果を得るには、毎日、継続して食べ続けることが大切です。
適量を守って、ナッツ類の健康効果を取り入れていきましょう