食事の栄養や運動に気をつけていても、なかなか、お腹が引っ込んでくれなくて苦労しますよね。
そんな厄介なポッコリお腹は、普段の姿勢を気にかけることで、スッキリすることがあるそうです!
壁に、後頭部・肩・お尻・かかとをつけて立った時、無理をしないと立っていられない場合には、姿勢が悪いということが考えられます。
どうして、姿勢が悪いことで、ポッコリお腹の原因になるのでしょうか?
気になったので、調べてみました。
猫背の人は太りやすい?ダイエットの妨げになる他にも、色々な不調の原因に!
猫背の状態は背中が曲がっているので、お腹側には力が入っていないですよね。
その姿勢の癖がついてしまうと、お腹の筋肉が使われづらくなるので、お腹周りに脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
また、わき腹にある腹直筋や腹横筋が弱ってしまうと、内臓が本来ある場所から下がってしまうことで、ポッコリお腹の原因にもなるそうです。
猫背は、胃腸を圧迫しているような状態でもあるので、消化不良も起きやすくなり、太る原因にもなると言われています。
猫背になっていると肩も丸まるので、肩や首の筋肉に余分な負担がかかって、コリの原因にもなるそうです。
パソコンやスマホを使っている時に猫背になりがちな人は、肩甲骨周辺の筋肉が固まってしまうことも多いので、注意が必要でしょう。
筋肉が緊張した状態が続いていると、血流も悪くなり、栄養や酸素も隅々まで行き届きづらくなってしまいます。
肩甲骨の内側には、脂肪燃焼に効果が期待できると言われている、褐色脂肪細胞があるそうなのですが、猫背のままでは上手く働かないでしょう。
このように姿勢が悪くなってしまうのは、生活習慣の中で、肩甲骨や骨盤など、身体の軸になっている骨格が歪んでしまっていることが考えられます。
身体に歪みがあると、バランスを取ろうとして太ももなどに力が入り、筋肉がついて、下半身太りを引き起こすこともあるそうですよ。
猫背の他にも、壁に背を向けて立った時に、お尻が壁に付かない反り腰の人も、太ももが太くなることが多いそうです。
私自身、立っている時の姿勢は気にしているのですが、座っている時は、気が付いたら猫背になっていることが多々あります。
脚を組むなどの座り方でも、身体の歪みにつながってしまうので、普段から少しずつでも意識して、気をつけることが必要ですね。
ストレッチを取り入れて猫背を改善していこう!
猫背の改善には、ストレッチを取り入れてみるのもオススメです!
時間がある時や、身体が柔らかくなっているお風呂上りなどに試してみてはいかがですか?
- 猫背解消ストレッチ 1
身体の前に両手を出して、手のひらを裏にして手を組みます。
手を組んだ状態のまま、腕をゆっくりと上にあげていき、上半身をだけを大きくひねります。
1日に、左右に5回×3セットするといいそうです。 - 猫背解消ストレッチ 2
頭の上で両手をくんで、足は床についたまま、背伸びをしているような状態にします。
お腹が伸びていることを感じながら、足元から息を吸い上げるイメージで息を吸い、一瞬だけ息を止めます。
体勢はそのままで息を吐ききって終わりです。
1日に5回くらいを目安にするといいそうですよ!
座る時には、骨盤を立てるようなイメージで、背筋を伸ばして座るように意識すると、自然とお腹にも力が入るようになるでしょう。
立っている時にも、お腹に力を入れるように意識して、上から吊られているような感覚を意識しているといいですよ。
腰だけじゃなく、肩が丸まらないように、胸を開くようにすることも大切です。
姿勢が悪い状態が長い間続いている場合には、改善するには時間がかかるかもしれません。
ですが、諦めて楽な姿勢に戻ってしまうと、新たな不調を感じたり、悪化することにもなります。
だんだんと良い姿勢が癖になっていくことを目指して、頑張っていきましょうね!
まとめ
デスクワークなどが続いて、猫背の状態になっていると、肩や背中が張ったような感覚がして痛いんですよね。
気が付いた時に腕を上げて伸びをしたり、肩甲骨を回すようなストレッチをするだけでも、固まった筋肉をほぐすことが期待できるでしょう。
悪い姿勢を改善することで、全体的に痩せるわけではないですが、印象が変わることは確かです。
今まで使わなかったお腹の筋肉を意識して、ポッコリお腹も改善していきましょう。