結婚式などの冠婚葬祭は、余程の理由がなければ、出席するのが基本ではありますが、乗り気になれない時もありますよね。
同僚が結婚することはめでたいけど、普段かかわりの薄い関係だったり、ちょっと苦手な人の場合には、「正直、行きたくないなー」という気持ちになってしまうこともあるでしょう。
ご祝儀に関しても、安くない金額ですし、ドレスなどの服装を揃える必要がある時には、余分にお金がかかる可能性もあります。
そんな時には、いやいや結婚式に出席するよりは、断った方がいいとは思いますが、言葉選びを間違えてしまうと、険悪ムードになることも考えられるので注意が必要です。
結婚式に行きたくない時、上手に断るにはどうすればいいのでしょうか?
職場の同僚の結婚式にどうしても行きたくない時の断り方は?
冒頭でもお話ししましたが、結婚式に招待された場合には、出席するのが基本になりますが、「余程の理由」があれば欠席することはできます。
余程の理由になるのは、他の人の結婚式の予定や、法事など、同じように優先順位の高い行事です。
また、あなたに子供がいる場合には、学校などの役員で行事の準備が忙しい、当日、子供を預けることができない、などの理由でも大丈夫でしょう。
ただ、欠席の理由は、聞かれない限りは、詳しく伝えなくてもいいという話もあるので、「どうしても都合がつかなくて…」と、ぼかした言い方でもOKかもしれませんね。
特に、法事を理由にする場合には、結婚のおめでたい雰囲気に水を差すという捉え方があり、逆に口にしない方がいいと言われています!
しつこく、欠席の理由を聞いてくることは少ないと思いますが、もしも、聞かれた時でも答えられるように理由を決めておけば、慌てなくて済みそうですね。
結果的には嘘をつくことになりますが、正直に理由を伝えてしまうと、相手が気を悪くする可能性が高いので、嘘も方便という所でしょう。
結婚式は上手く断れても、うっかり、他の職場の人に嘘がバレてしまった時には、回りまわって同僚の耳に入ってしまうかもしれないので、徹底することも必要です。
結婚式を断ると決めた時には、相手方の準備もあるので、口頭でも、招待状でもいいので、できるだけ早く、欠席することを伝えてくださいね。
先に、招待状で欠席の返送をした場合には、後から口頭でも、改めて断りを入れるようにしてもいいでしょう。
結婚式を断るのは悪いことではありませんが、行きたくない理由は何にしろ、相手への気遣いを忘れずに、「行けなくて残念」という気持ちを込めて伝えたいですね。
結婚式を欠席しても祝福の気持ちを表すことは忘れないで!
結婚式の欠席を伝えれば終わりという訳ではなく、「結婚式に行かなくても、お祝いしている気持ちはありますよ」という行動が大切になります。
口頭で、おめでとうを伝えるのはもちろんですが、持参予定のご祝儀の半分~1/3の金額を渡すのがマナーなんだそうです。
同僚の結婚式の場合には、3万円を包むのが一般的なので、1万円~1万5千円くらいの金額になりますね。
お金は、そのまま現金書留などで送ってもいいようですが、商品券や、お祝い品を買って贈っても、喜ばれると思います。
結婚式当日に、祝電でお祝いの言葉を送るのもよさそうですね。
言葉でただ伝えるよりも、祝福されていると相手も感じてくれやすいので、オススメです。
例え、同僚のことが苦手でも、今後も顔を合わせることになるので、結婚式を欠席して何もしないということは、避けた方がいいですよ。
相手も、結婚式の出席を断られたことを、全く気にしていないわけではないと思うので、本当にいらないと言われない限りは、贈り物で祝福を表すといいでしょう。
まとめ
色々な理由で、結婚式に行きたくないと感じると思いますが、欠席する時には、相手への気遣いも忘れずにいたいですね。
結婚式を欠席するためには、ほとんど嘘をつくことになりますが、ふとした瞬間でバレて気まずくならないように、気をつけましょう。
結婚式に行かない代わりに、ご祝儀やお祝い品などで祝福を伝えて、上手くフォローするのも忘れずに!