暴言を吐いたり、理不尽なことで怒ったり…
あなたの職場にそんな上司はいますか?
上司なので言い返すに言い返せないですよね。
しかし、あまりにも酷いことを言われ、我慢できずに言い返してしまった…
言った瞬間は興奮しているのでなんとも思いませんが、後々冷静になって考えてみると、「やってしまった」と感じるのではないでしょうか。
上司に暴言を吐いてしまった場合どうしたらいいのでしょうか。
また、上司への暴言が理由で処分されてしまい、不服な場合はどうしたらいいのでしょうか。
まとめてみましたので、ご参考にしてみてください。
売り言葉に買い言葉…理性を失い上司に暴言を吐いた場合…まずどうしたらいいのか
上司に暴言を吐かれ、平常心も理性も失い言い返してしまった…
ふと我に返って冷静になったとき、どうしたらいいものか考えますよね。
私も過去に経験があります。
どうしても我慢できないことがあり、「こんなんじゃ仕事はできません」と上司に乱暴に言い返してしまいました。
頭では言っちゃいけないと分かっていたけれど、口が先に出てしまいました。
時間が経って冷静になって考えてみると、「やばい、言ってしまった」と後悔しました。
次の日から普通に出社して仕事しましたが、謝れば良かったと思っています。
上司が暴言を吐くのは確かによくありません。
しかし、暴言に暴言で返すのはだめですよね。
言い返してしまったと思ったら、冷静になってから、まずは「言い方は失礼しました」と謝りましょう。
すべてを謝る必要はないと思います。
「言い方は申し訳なく思っているけれど、○○なので○○だと思いました」と、言い返してしまった理由を告げればいいと思います。
それでもわかってもらえない場合は、もっと役職が上の方に相談するなどの対応をするといいかもしれません。
上司への暴言による会社側の処分…不服な場合はどこかに訴えられる?
上司から暴言を吐かれ、暴言で返してしまった…
その後、上司への暴言が理由で処分されてしまった場合、どこかに訴えることはできるのでしょうか。
処分と言っても軽い処分から重い処分までさまざまありますが、その処分が不服だった場合は、まず会社に直接交渉してみましょう。
それでも解決しない場合、外部の専門機関に相談してみるのもいいかもしれません。
納得のいかない処分は労働問題です。
まずは、労働基準監督署に相談してみましょう。
どのような経緯で処分を受けたのか詳しく相談します。
労働監督署への相談は一切費用はかかりません。
さらに強力なサポートが必要だと感じた場合は、弁護士への相談も考えてもいいかもしれません。
労働問題を専門に扱っている弁護士へお願いしましょう。
まとめ
上司への暴言についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
上司の暴言もよくありませんが、それを暴言で返すのはよくないですよね。
上司も暴言を吐いているときは平常心を失っているのかもしれません。
お互い冷静になって話し合えるのであれば、話し合うのがいちばんいいです。
しかし、常日頃から上司が暴言を吐いていて、冷静に話し合えそうではない場合、役職がもっと上の方に相談できるのであれば、相談してみましょう。
労働基準監督署への相談も考えてもいいかもしれませんね。
労働基準監督署は、解雇や配置転換、賃金引き下げ、いじめ、嫌がらせ、パワハラなどのあらゆる分野の労働問題を対象とした相談窓口です。
費用は一切かかりませんし、相談者のプライバシーの保護にも配慮してくれます。
大きな問題に発展しないように、上司からの暴言に暴言で返すのではなく、冷静さを失わない態度が大切ですね。