寒い時には、首元を温めることが効果的なので、マフラーやストールをして出かけることも多いですが、洗濯はどうしていますか?
軽く首元に纏うものだから汚れていないでしょ?なんて考えがちですが、実は結構汚れがち。皮脂汚れや汗、ホコリなど案外マフラーも汚れているんですよ!
いつも使っているマフラーを自宅で洗いたい場合には、どのようにすればいいのでしょうか?
アクリルとカシミアのマフラーやストールなど素材が異なる場合、洗濯方法、お手入れ方法の違いや注意点について調べてみました。
アクリルのマフラーは洗濯方法も簡単?毎日使っている場合の洗濯頻度はどのくらい?
アクリル素材のマフラーの場合、洗濯機で洗えることが多いですが、はじめての洗濯前には念のために、洗濯表示を確認しておくことをオススメします。
洗濯機で洗う時には、マフラーをネットに入れておくと、洗濯中に絡まって伸びたり、素材が傷つくことを防げます。繊維同士が絡まることで毛玉などができやすくなったりするので、小さめの洗濯ネットを使用するのがいいですよ!
他の洗濯物と一緒に洗ってもいいですが、色移りが心配な場合には、単体で洗った方がよさそうですね。
洗濯のコースは、優しく洗える手洗いモードなどに設定、洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤と柔軟剤を規定量入れ、後はスイッチを押すだけです。
洗濯が終わったらすぐに取り出して、ある程度形を整えながら、直射日光を避けた風通しのいい場所で平干しにします。
平干しするのが難しい場合には、ハンガーを2つ使って、「M」の字になるようにかけて干しても大丈夫です。
一つの場所に重さが集中してしまうと、型崩れが起こったり、素材が伸びてしまうこともあるので、できるだけ均一になるように調整してくださいね。
もしも、洗濯表示に、洗濯機NGで、手洗いOKマークがある時には、綺麗にした洗面台や洗濯桶に水を溜めて、そこにマフラーと洗剤を入れ、何度か押し洗いします。
手洗いの場合の洗剤も、おしゃれ着用の中性洗剤でOKですよ。
柔軟剤を加える時には、洗剤をよくすすいだ後に、柔軟剤を溶かした水の中にマフラーを2分~3分くらい浸けます。
その後、タオルにマフラーを挟んで水気を取るか、洗濯機で30秒くらい脱水し、干して完了です。
マフラーの洗濯は、使う頻度や素材などによっても変わってきますが、毎日使っている場合には、月に1回くらいがいいと言われています。
一見綺麗に見えるマフラーでも、空気中のホコリや汚れ、首周りの汗がついている事も多いんですね。
また、女性の場合には、首周りのファンデーションや口紅をうっかりとつけてしまうこともありますよね。
あまり頻繁に洗ってしまうと、素材が傷むこともありますが、汚れをそのままにしていても、傷みや虫食いの心配があります。
洗濯表示に従って洗うのはもちろんですが、ほとんどは洗濯機でも洗えると思うと、気軽に洗濯できそうですね。
マフラーがカシミアでも自宅で洗濯できる?!ただし、注意点も
毛の繊維が細く、デリケートな素材で知られるカシミアですが、実は自宅で手洗いできる場合もあるってご存知ですか?
ですが、強い力で擦ったり、水に長く付けすぎてしまうと、素材が傷む原因になってしまうので、洗濯機での利用は避けましょう。
手洗いで優しく、手早くが基本になります。
洗濯表示を確認して、手洗いOKの場合のみ、試してみてくださいね。
手洗いする方法は、綺麗にした洗面台や洗濯桶に、30℃以下の水を溜め、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かして、優しくマフラーを押し洗いします。
その後、水を綺麗にしながら洗剤をすすぎ、柔軟剤を溶かした水にマフラーを3分くらい浸けて、タオルに挟むか、洗濯機で30秒くらい脱水。
干す時には、直射日光を避けられて、風通しのいい場所を選んで平干しにするか、ハンガー2本を使って、M字干しするといいそうですよ。
カシミアは、自宅では絶対に洗えないと思っていたので、手洗いできるのはビックリしました。
ただ、高級素材なので、自分で洗って失敗したら…と考えると、ちょっと躊躇してしまうこともあるかもしれません。
洗濯表示を確認して、自宅で洗えなそうな場合や、劣化や傷みが心配な場合には、クリーニング店にお願いした方がよさそうです。
マフラーが、カシミア素材だということを最初に伝えておけば、傷みにくい専用の方法で、クリーニングしてくれます。
料金は、お店によっても変わってくると思いますが、1000円前後になることが多いそうなので、検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
洗濯は毎日するわけにはいかないですけど、大切なマフラーを長持ちさせて毎回気持ちよく使うためには、マフラーを使った後には、ちょっとしたお手入れをすることで長くきれいな状態で使うことができます。
- ハンガーにかけて形を整える。
- 毛の柔らかい洋服ブラシで表面のホコリを取り除く。
- 風通しのいい場所に吊るして汗や水分などを放出する。
自宅での洗濯では、汚れがしっかり落ちていない可能性もあるので、シーズン終わりなど、長い期間しまう前には、クリーニングもオススメします。