つきたてのお餅は、市販品とはまた違って、軟らかくて美味しいんですよね。
本来であれば、お餅つきには、臼やきねなど専用の道具が必要になりますが、手軽に手に入る道具で代用ができるそうですよ。
お家で餅つきを楽しむためには、代用品にはどんなものを使うのでしょうか?
もち米の蒸し方についても調べてみました。
餅つきをする代用品には何を使う?もち米を美味しく蒸すコツとは?
餅をつくための臼やきねの代わりには、すり鉢やすりこ木、ボール、めん棒を使って代用できます。
使う前に、しばらくお湯に浸けておくと、餅がつきにくくなるそうです。
だいたいの家庭には、ありそうなもので、代用できるのは嬉しいですよね。
道具を揃える場合でも、100円均一で手に入りそうなものばかりなので、手軽にできるのではないでしょうか?
用意したもち米は、1回目はさっと洗い、その後3,4回繰り返し洗います。
もち米は普通のお米と違って、洗う時に力を入れすぎてしまうと形が崩れやすいのですが、お餅を作るので、そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
もち米の内部まで水を浸透させて、柔らかく蒸すために、半日から1日くらい水に浸けておきます。
浸水時間は、季節や気温などによっても変わるようで、夏場には6時間~8時間くらいという話もありました。
時間を短縮させたい時には、ぬるま湯で3時間くらい浸けてもいいそうですよ。
何度か試してみて、あなたの好みを探すのもいいかもしれませんね。
ただ、あまりにも浸水時間が短いと、もち米に芯が残ってしまうので、注意しましょう。
セイロにすのこを入れ、その上から濡らして硬く絞った布巾を敷いて、もち米が平らになるようにならしてから、蓋をして20分~30分くらい蒸します。
蒸し上がったら、すり鉢などに移し、すりこ木などでもち米をつぶすようにして、時々返しながら餅つきしていきましょう!
だいたい、10分~25分くらいで、お餅らしくなってくるそうですよ。
蒸し器から出してすぐのもち米は熱いので、火傷などには気をつけてくださいね。
大人が近くにいる状況であれば、餅つきの工程を子供に任せても、喜んでくれるでしょう。
ついたお餅は、そのまま食べてもいいですが、醤油をつけて、トースターなどで焼いて食べるのもオススメです。
お餅は、ご飯系でも、おやつ系の甘い物でも合うので、色々な食材を用意して、食べ比べするのも楽しそうですね。
もしも、出来上がったお餅が食べきれなかった場合には、ラップをして、冷凍保存もできます。
お餅に、もちとり粉や米粉、片栗粉をまぶしておくと、形を整えやすいです。
冷凍焼けや、ニオイが付くことを防止するために、ジッパー付きの袋があると便利ですよ。
長期間の保存ができるわけではないので、2週間くらいを目安に、美味しい状態で食べきれるといいですね。
お餅用のもち米は炊飯器でも炊ける?浸水時間はどのくらい?
もち米はセイロで蒸す方法が美味しく出来上がるのですが、セイロ自体を持っていない場合や、もっと手軽に作りたい時には、炊飯器でも大丈夫なようです。
ただ、炊飯器で炊いたもち米でお餅を作ると、ちょっと軟らかめで出来上がるみたいです。
また、蒸し器を使う場合には、もち米に芯が残らないように水に浸けましたが、炊飯器を使う場合には、炊く時に水を入れるので、浸水は必要ないそうです。
方法も簡単で、洗ったもち米を炊飯器に入れて、水を少なめに加え、炊くだけです。
水の量の目安は、お米1合に対して、水180ccくらいになりますが、炊飯器によっても変わってくるので、調整しながら好みを見つけてみてくださいね。
炊飯コースは、おこわモードなどがあれば、それで炊くといいそうですが、ない場合には普通のご飯を炊くのと同じで大丈夫です。
炊きあがったら、一度全体を混ぜて、蓋をして10分~20分くらい保温のまま置いておくと、余分な水分が飛ぶそうですよ。
その後は、先ほどお話ししたように、すり鉢やすりこ木で餅つきをして、美味しく食べるだけです。
炊飯器は、火を使わないでできる分、炊いている間に、家事などの違うこともできますね。
自前の準備が少ない分、思い立った時に作れそうです。
まとめ
臼やきねを使わないお餅つきは、少量ずつできるので、少人数でも楽しめていいですね。
もち米1合で、お餅8個分くらいになるそうです。
本格的に作るのであれば、蒸し器がよさそうですが、炊飯器で作る場合でも、コツを抑えれば上手に作れるでしょう。
友達や親戚が集まった時など、手軽にお餅つきを試してみてはいかがでしょうか?