ほとんど毎日のように使うガスコンロには、吹きこぼれや油汚れなど、色々な汚れが付きやすいです。
汚れに気づいた時にすぐに拭けば、落ちる場合も多いですが、うっかり忘れてそのままにしていると、頑固な汚れに変わってしまいます。
こびりついたガスコンロの汚れを綺麗にするには、どんな掃除方法がいいのでしょうか?
ガスコンロを掃除するには重曹とクエン酸がオススメ!合わせ技で汚れを落とす
ガスコンロで一番汚れが目立つのは、五徳の部分ではないでしょうか?
五徳の汚れは、吹きこぼれなどが焦げ付いて、普通に洗ってもなかなか落ちないんですよね。
五徳の掃除方法は、重曹の粉末を五徳全体に多めに振りかけ、クエン酸水を霧吹きなどで吹きかけて20分くらい置き、キッチンペーパーなどで拭き取ります。
時間があまり経っていない汚れや、軽い汚れの場合には、この方法だけで綺麗になりますよ。
長い間そのままにしていた汚れの場合には、50℃くらいの熱めのお湯に重曹を溶かして、そこに五徳をつけおきながらの掃除がオススメです。
お湯1リットルに対して、重曹は大さじ6杯~7杯くらいの分量になります。
お湯は、二重にした大き目の袋に溜めておくと、シンク等を傷める心配も少ないでしょう。
五徳を20分くらいつけおきしたら、お湯が冷めないうちに、使い古しの歯ブラシなどで、汚れをこすり落としていきます。
汚れが綺麗になったら、キッチンペーパーなどで水気を拭いて完了です。
五徳の他にも、コンロ本体には、吹きこぼれや焦げ付き、油汚れなどが付きますよね。
汚れの部分に重曹水を吹きかけて、キッチンペーパーなどでラップし、10分くらい放置、その後に拭き取ると、汚れが落ちやすいです。
粉末の重曹をコンロ全体に振りかけて、クエン酸水を吹きかけて放置しても汚れが落ちますよ。
ただ、重曹が残る、拭き取る時に方向を間違えると、バーナーなどが目詰まりする可能性があります。
まさに、私の掃除方法が粉末の重曹とクエン酸水なのですが、汚れを落とすことに集中していると、バーナー近くに重曹が集まってしまうことがあるんです。
汚れの多い部分が、バーナー周辺ということもありますが、バーナーが目詰まりしてしまうと、不完全燃焼などで事故にもつながるので、注意したいですね。
もし、目詰まりしてしまったら、楊枝などを使って掻き出すようにして、綺麗にするといいでしょう。
ガスコンロを掃除する時には、念のために、手袋をはめておくといいですよ。
重曹水だけではなく、重曹を水でペーストにした「重曹ペースト」も、汚れにピンポイントで塗って放置すると、落ちやすくなるそうです。
ガスコンロ回りの壁も、油跳ねなどで汚れていることも多いので、重曹水や重曹ペースト、クエン酸水を使って、ついでに綺麗にしてしまいましょう。
ビルトインコンロの場合は?中まで掃除できるの?
最近のビルトインコンロは、吹きこぼれなどの汚れが内部に入らないように、周りにパッキンなどで防止されているものもあります。
ですが、吹きこぼれの回数が多かったり、パッキンなどが劣化している場合には、隙間から内部に入り込み、焦げ付き汚れになっている可能性があるそうです。
ビルトインコンロは、メーカーなどよっても変わりますが、自分でも分解できるものがあります。
説明書などを確認するか、心配であれば、専門の業者に相談してみることもオススメです。
自分で分解して掃除する時には、中の電気配線に触らないように気をつけて、無理はせずに、できる範囲で掃除していきましょう。
ビルトインコンロの天板の外し方は、奥の通気孔を外し、ネジの上にあるボタンのようなものをスライドする方法が多いようです。
機種で方法が変わるので、説明書があると安心ですね。
天板を外したら、裏パーツや表を、中性洗剤を染み込ませた布などで優しく拭き、内部の汚れも、届く範囲で綺麗にします。
水気を飛ばすために乾拭きするか、少し乾燥させてから元に戻すようにするといいですよ。
また、内部の掃除の時に、アルカリ性の洗剤を使用して拭き残りがあると、配管に穴が開いてしまい、危険な場合もあるそうです!
ビルトインコンロを掃除する時にも、ガスの元栓は、必ず閉めてから行ってくださいね。
内部の掃除は、毎日のように吹きこぼれしているような状態でなければ、年に1回くらいで大丈夫でしょう。
大掃除の時などに汚れを落として、綺麗なキッチンで新しい年を迎えてるのは、やっぱり気持ちがいいものですよね!
まとめ
重曹やクエン酸は、どこの店でも比較的手に入りやすく、値段も安いので、手軽ですよね。
専用の洗剤を、買おうかどうか迷っている時の判断にも、オススメします。
汚れが付いてしまったら、すぐに拭き取るのがいいのですが、時間が経ってしまった汚れでも諦めずに、綺麗なガスコンロ周りの維持を頑張っていきましょうね!