窓ガラスの熱割れって聞いたことありますか？
何もしていないのに窓ガラスが割れていてびっくりした！
なんて経験はありませんか？
割れたのは少しだから放置しても大丈夫だろう、と思っている人もいるかもしれませんが、窓ガラスの割れを放置しているのはとても危険なんです。
ここでは、窓ガラスの熱割れについてと、保険や修理費用などについてご紹介します。
ぜひ、ご参考になさってください。
窓ガラスの熱割れとは？放置していると危険!?
窓ガラスの熱割れは、晴れた日で外が寒いときに起こります。
では、なぜ割れるのでしょうか。
太陽の光によって窓ガラスは温度が高くなります。
しかし、アルミサッシに隠れている部分は温度が上がらずに冷たいままです。
1枚の窓ガラスで温かいところと、冷たいところがあることになります。
この温度差が割れの原因となり、熱割れと言われるものです。
昼間、遮光カーテンなどを閉め切っていたり、窓ガラス付近に物が置いてあると、さらに割れる危険が増します。
割れやすいのは網入りガラスで、割れた際に破片が飛び散りにくいとされていますが、温度差に弱いのです。
少しぐらいだったら放置しても大丈夫と思われがちですが、割れて強度が弱くなった窓ガラスはとても危険なのです。
どんな危険があるのでしょうか。
・空き巣の被害にあいやすい
ヒビが入っている窓ガラスは強度が弱く、簡単に割れるので、空き巣などが入りやすくなります。
・怪我をしやすい
ヒビが入っている部分はもちろん強度が弱くなっているので割れやすいです。
ヒビが入っていない部分も実は簡単に割れてしまう可能性があります。
割れないと思っている部分も強度が弱くなってしまっているため、少し触ったり、油断していると思わぬ怪我に繋がります。
・ガラスへの浸食
網入りガラスの場合、割れた部分から雨などで水分が入り、網の腐食やガラス内部への浸食を起こします。
これにより、さらに強度が弱くなってしまいます。
こうした危険があることから、熱割れを起こした場合は早急に修理が必要になってきます。
窓ガラスの熱割れ！保険はどうなっているの？
ガラスが割れたら自費で修理しなければいけないと思っていませんか?
実は、窓ガラスが割れたときは火災保険が適用されるのを知っていますか？
以下の原因による窓ガラスの破損が火災保険の対象になるようです。
- 風災補償
台風により窓ガラスが割れてしまったり、強風で物が飛んできて窓ガラスにヒビが入った場合など。 - 盗難補償
泥棒が窓を割って侵入してきた場合。 - 予測できない突発的な事故
物を移動していて窓ガラスを割ってしまった、子供が遊んでいて窓ガラスを割ってしまった場合など。
火災保険という名前から、火災で被害を受けた時にしか補償されないと思われている人も多いようです。
契約内容によってこれらが補償されることがあるので、契約内容を確認してみましょう。
今回の熱割れが原因の窓ガラスの割れも、予測できない突発的な事故に当たるため、火災保険が適用されることがありますので、加入している火災保険の契約内容を確認してみてくださいね！
ガラスの熱割れ！修理はどのくらいかかる？
窓ガラスといっても、大きさはさまざま。
種類や厚みも家によってさまざまです。
窓ガラスを替える費用は、数千円～1万円以内で収まるものもあれば、3万円以上かかるものもあるようです。
これに工事費などがかかる場合があります。
窓ガラスの大きさや種類はもちろん、業者によっても費用が変わってきますので、かならず見積もりをお願いしてから業者を決めることをおすすめします。
まとめ
窓ガラスの熱割れについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
どこの家でも起こりうる現象です。
窓ガラスが割れると、よくガムテープなどで補強しているのを見ますよね。
窓ガラスが割れたときは、さまざまな危険がありますので、少しぐらいだったら大丈夫と思わずにすぐに業者にお願いしましょう。
窓ガラスの割れが火災保険の対象になるのをご存知なかった人もいると思います。
熱割れは、火災保険の補償対象になる可能性もありますので、契約内容をもう一度確認するようにしてください。
困ったときは、専門業者に相談することをおすすめします。
