※アフィリエイト広告を利用しています

海外への船旅が安い!と人気再燃!?


何かと気忙しい世相だからでしょうか。
今、船旅の人気が再燃しています。

国内の船会社は次から次へと新造船を就航させ、高い稼働率となっています。

ひと昔前と比べて、船の設備が豪華になり、きれいになり、いわゆる「雑魚寝」の部屋が少なくなり、「個」の空間を大事にできる部屋が増えたことも人気を後押ししているのでしょうか。

何と言っても、船の魅力は値段が安いことです。

時間は確かにかかりますが、費用は、例えば大阪から福岡県の小倉へ行くとすると、新幹線の約1/2で済みます。

これは利用しない手はありません。

海外路線も、もちろん安いです。

LCC(Low Cost Carrier)の就航で、海外航空券も確かに安くなりましたが、荷物の制約があったり、座席が狭かったりしますよね。

船ならそんな心配も無用。

自分のキャビン(ベッド)以外に、船内だったりデッキだったり、自由に動き回れるのです。

飛行機は酔うけど、船は酔わない。
そんな人もいるぐらいです。

そんな海外への船旅を、今回は見てみましょう。

スポンサーリンク

ウラジオストクと境港を結ぶフェリーを利用しない手はない


近くて遠い国、ロシア。

ロシアへ行ったことのある、という人はなかなかいないのではないでしょうか。

鳥取県の境港とウラジオストクを結ぶ航路が週に1便あります。

韓国の東海(トンヘ)へ途中寄港するため、境港を土曜日の19時に出発してウラジオストクに着くのが月曜日の15時になります。

ウラジオストク発は水曜日の14時で、帰りも東海に寄稿して、境港には金曜日の9時に着きます。

丸々1週間の旅となりますね。

運航しているのは、DBSクルーズフェリーという韓国の海運会社です。
費用はエコノミークラスで往復約44,000円!(2018年10月現在)

満2歳未満の乳児は無料、12歳未満の子どもは50%割引、学生は20%割引なので、例えば学生ならなんと35,200円でロシアまで行けてしまいます。

船なので、当然宿泊費も込みです。これは安い!

肝心のウラジオストクですが、この街はシベリア鉄道の起点となっていて、極東にありながらヨーロッパ風の街並みが楽しめる、道行く人もどこか洗練されている街です。

旧ソ連時代は軍港だったので、一般人は立ち入りできない街でしたが、ロシアになってからはアジアとロシアとを繋ぐ大事な中継地となりました。

軍港だった、ということでぜひ訪れてほしいのが、潜水艦C-56博物館です。

C-56潜水艦は、ソビエト時代の主力潜水艦で、戦略的に重要だったウラジオストクにも多数配備されていました。

この博物館では、実際に本物の潜水艦の中に入ることができ(現役時代だったら軍事機密だらけです)、設備にも触ることができます。

日本ではできない体験です。

スポンサーリンク

福岡と釜山を結ぶフェリーも格安


福岡県の博多港と韓国の釜山を結ぶルートは、カメリアラインのフェリーとJR九州の高速船ビートルのふたつの船会社が就航しています

カメリアラインは週7便で往復17,100円から。

博多を12時半に出航し、釜山着が18時。
帰りは釜山発が20時の博多7時半着とのんびりとした船旅を楽しむことができます。

ビートルは1日3便運航していて、往復22,000円から。

博多ー釜山を約3時間で繋いでいるので、うまく行けば釜山への日帰り旅行もできてしまいます。

カメリアラインには学割や身障者割、子ども料金、幼児料金の設定があり、ビートルには子ども料金と身障者割の設定があります。

ビートルには宿泊とセットになった、さらにお得なプランもあるので要チェックです。

まだまだある。海外への船旅

大阪と上海、神戸と上海を結ぶフェリーもあります。

週に1便ですが、往復約30,000円から。

大阪南港を金曜日の12時に出航し、上海に日曜日の午前~午後(潮の具合による)に到着します。

一般的に、フェリーのほうが飛行機よりも出入国検査や税関手続きが簡単で、早く済みます。

忙しない現代だからこそ、時間は宝物。

洋上で潮風に吹かれながら、360°見渡す限り大海原と大空が広がる中で、頭を空っぽにするのもいいかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました