悲しいかな、ずっと”超”低金利が続いています。
利率が0.001%なんて、お金を倍にするのに、なんと72,000年もかかってしまいます。
世代が若くなると老後の年金がもらえるとかもらえないとか・・・心配は尽きないですよね。
お金を貯める方法は金融機関に預けるだけではありません。
賢く楽しく貯める、民間療法的な手段があります。
それを見ていきましょう。
楽しい貯金の方法とは?
そもそも貯金とはなんのためにするのでしょうか。
旅行をするため。
車を買うため。
何かあったときに備えるため。
老後に備えるため。
目的によって手段は異なってくると思います。
旅行をしたり、車を買うためだったり、日常よりちょっと贅沢をしたいというためであれば、例えば少し前にTwitterで話題になった、ペットボトル貯金は、楽しく手軽に貯金できます。
空のペットボトルの蓋を開けて、お札を細く丸めて入れるだけ。
入れたお札は中で広がるので、取り出せません。
毎日千円札を入れれば1ヶ月で3万円、1年間で36万円貯まります。
昔からある500円玉貯金と合わせると効果倍増です。
ただ、ペットボトルなので中身が見えます。
ペットボトルのボディを切って取り出したい誘惑に負けないために、胴体部分を紙か布で巻いとく方がいいでしょう。
またペットボトルは持ち運びしやすいため、うっかり家族に持って行かれてしまうという悲劇を防げます。
デパートの友の会は、利率に換算するととても高いのでデパートでよく買い物をする方にはオススメです。
12ヶ月分積み立てたら、13ヶ月分として返ってきます。
利率に換算するとなんと8%を超えます。
まるで高度経済成長期の日本のようです。
何かあったときに備えるためだったり、老後に備えるためだったりすると本格的に貯金をしなければなりません。
一番いいのは、給料から天引きして貯金をすることです。
例えば財形貯蓄とか確定拠出型個人年金とか、自動的に積み立てらるものを活用するのがいいでしょう。
手元にあったからつい使ってしまった、ということを防げます。
株も数千円から投資できるようになったので、大きいものに備えるときには有効です(ただし、必ず儲かるとは限りません)。
無理なく節約して貯金するコツ
例えば毎日千円、ペットボトルに入れていくとして、その千円はどこから出したらいいのでしょうか。
ランチのランクを下げたり、お弁当を持って行ったりする。
飲み会を減らす。
衝動買いを控える。
難しいのが衝動買いを控えることです。
季節限定や店舗限定など、「限定」とつくとどうしても買いたくなってしまいます。
その前に、10秒だけ考える癖をつけてみましょう。
家に似たようなものはないか。
それを手に入れたとしたらどうなるのか。
過去に似たようなものを買って捨てたことはないか。
そうして冷静に判断できて浮いたお金はストレスなく貯金に回せます。
何も全てを無理する必要はありません。
楽しくなくなりますからね。
あくまでも無理なく楽しく。
貯金用の通帳を作るのも良い方法です。
ATMが身近にあれば、毎日直接ATMから入金してもいいわけです。
そして通帳に印字された、増えていく数字を見ることはとても気持ちがいいです。
まずは100万円を目指してみましょう
新入社員の時に先輩に言われたことがあります。
「苦しいけど、まずは100万円を目指してみよう。100万いったら、その後楽だから。面白いぐらいに増えていくから」
確かに、100万円を目指すのは大変でした。
が、先輩が言われた通り、100万貯まったあとは、加速してるのかなと思うぐらい貯まっていきました。
一方で、「金は天下の回りもの」という言葉があります。
お金は有効に使う人のところに集まってくるのです。
血眼になって貯金するより、使いどころでは思い切って使って、賢く楽しく貯めて行きましょう。