ちょっと一息つく時に、コーヒーを飲む人は多いのではないでしょうか?
コーヒーに含まれているカフェインには、眠気を覚ます他にも、頭痛を抑える効果があると言われています。
また、コーヒーを飲む事で様々な健康効果も期待できるそうですが、ちょっと注意しなければいけないこともあるそうですよ。
コーヒーで治る頭痛は原因が関係あるらしい!?頭痛によってはひどくなる場合もあるので注意!
コーヒーを飲む事で、片頭痛や、二日酔いで起こる頭痛に効果があると言われています。
片頭痛は、常に脳の血管が拡張して、周りの筋肉が圧迫されてしまい、血管に血液を送り出すタイミングで、ズキズキとした痛みが起こっている状態です。
カフェインには、血管を収縮する働きがあるので、痛みが和らぐと考えられています。
二日酔いの頭痛の場合には、コーヒーの利尿作用が役立つそうです!
アルコールが肝臓に入ると、アセトアルデヒドという物質に分解されますが、そのアセトアルデヒド自体の分解も、肝臓が行っています。
アセトアルデヒドは、次の日まで残ることは少ないようですが、多量のアルコールや体調などによって、分解されずに体内に溜まってしまうこともあるそうです。
二日酔いの頭痛を抑えるには、溜まっているアセトアルデヒを、身体の外に出すことが有効だと言われています。
コーヒーを飲んで利尿作用が高まれば、比較的早く、体外に排出できるという事ですね!
ただ、利尿作用によって脱水症状が起きてしまい、吐き気や頭痛が酷くなることも考えられるので、白湯など、他の水分も併せて飲むことをオススメします。
このように、コーヒーで頭痛が和らぐこともありますが、緊張型頭痛の場合には、痛みが悪化してしまうこともあるそうです!
緊張型頭痛の特徴は、頭全体が締め付けられるような痛みがあり、動くと痛みが軽くなるという特徴があります。
緊張型頭痛が起こる原因は、肩回りや首周りの筋肉が固まって血流が悪くなってしまい、溜まった老廃物が周りの神経を刺激しているためだそうです。
コーヒーを飲んでカフェインを摂取してしまうと、余計に血管を収縮してしまうことになるので、効果はないということでしょう。
コーヒーで効果がある頭痛でも、カフェインの効果が切れてしまえば、また痛み出すこともあるそうです。
我慢できない痛みの場合には、市販薬や、病院で処方された薬を飲んだ方が良いかもしれませんね。
頭痛対策だけではない!?コーヒーの健康効果とは?ただし量はほどほどに
コーヒーには、クロロゲン酸というポリフェノールの一種が含まれているそうで、ポリフェノールの量は、ワインと同等だと言われています!
クロロゲン酸には、脂肪を分解や蓄積の予防効果、抗酸化作用の働きもあるそうです。
他にも、紫外線によるダメージを防いで、メラニン色素の生成を抑えたり、殺菌効果で、ニキビの予防効果まであります。
クロロゲン酸は熱に弱いので、浅煎りにして、ぬるめで飲むと良いそうですよ。
また、カフェインには、中枢神経を刺激して、心臓の働きを高める役割もあると言われています。
血中の脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化させ、代謝を促す働きもあるそうなので、運動前にコーヒーを飲むと、脂肪燃焼の助けにもなるでしょう。
他にも、コーヒーの香りにはリラックス効果があったり、ニンニクなどの口臭を抑える効果もあります。
コーヒーの残りカスには、消臭効果があると言われているので、しっかり乾燥させてから、臭いの気になる場所に置いておくと良いでしょう。
コーヒーが健康に良いという話は、コーヒー好きとしては嬉しいですが、飲みすぎてしまうと、逆効果になってしまいます。
普段、コーヒーを飲むことが多い場合、急に飲む事を止めてしまうと、カフェイン離脱頭痛が起こることがあるそうです!
頭痛は数日で治まることが多いですが、カフェイン依存を起こしている可能性があるでしょう。
人によって、適正な量は様々なようですが、1回にマグ1.5杯、1日にコーヒーを3杯以上飲んでいる場合には、ちょっと多いかもしれません。
コーヒーだけではなく、紅茶や緑茶、ドリンク剤などにもカフェインは含まれているので、知らないうちに摂り過ぎている可能性もあります。
身体の中に入ったカフェインは、5時間経てばほとんど代謝されるそうなので、時間を置いて飲むと良いですね。
私自身、コーヒー好きで、たて続けに2杯飲むことも多いのです。
ドリンクバーや、お代わり自由の場合には飲みすぎてしまうこともあるので、少し意識して抑えようと思います。
まとめ
コーヒーが頭痛を抑える場合もあれば、酷くなることもあるので、自分の痛みがどちらなのか判断することが大切ですね。
カフェインには眠気を覚ます効果もありますが、普段からカフェインを多く摂っている場合には、効果を実感できないこともあります。
コーヒーを飲むことでホッとできて、健康効果も期待できる飲み物ですが、摂り過ぎには注意が必要です。