たまに夏に戻ったか、と思わせるような暑い日もありますが、
朝晩過ごしやすい季節になりました。
家事をしていて汗をかかないというのは本当に助かります。
ついでにあれもやっちゃおうか、とテキパキとこなせます。
その一方で、なんとなくだるい、疲れが取れない、
胃が気持ち悪いーといった症状に悩む人もいます。
その症状、「秋バテ」かもしれません。
「夏バテ」はよく聞きますよね。
昔は暑気あたり、暑さ負け、夏負けなどと言いました。
日本の夏は暑い上に多湿です。
同じ暑さでも、例えば中近東は湿度が
とても低いので不快感を感じません。
高温多湿で不快。
それが食欲不振や全身の倦怠感、だるさ、眠れない、
やる気が起きない、といった症状に繋がります。
そういった「夏バテ」によく似た症状で
病院に来院する人が少なくないため、
「秋バテ」という言葉が生まれました。
ここでは現在進行形、
「秋バテ」について見ていきましょう。
実は、秋は体の不調が起こりやすい
9月末から10月頭にかけての初秋と言われる時期は、
日中と夜間の寒暖の差が激しいですよね。
衣替えもどうしようかと悩むこの時期、
夏の感覚のまま薄着でいたり、寝るときに布団ではなく
タオルケットで寝てしまいがちです。
タオルケットだけでは寒くて夜中に目を覚ますことはありませんか?
入眠時と熟睡時と体感温度が大きく異なると、
体に大きな負担がかかります。
また今年の夏は例年以上に暑かったですよね。
暑いからと冷房は走らせっぱなし。
私などは冷房の効いた部屋から一歩でも外に出るもんか!
という状態でしたwww
さらに暑いからと冷たいものを食べたり飲んだりしがち。
ですが冷たい飲食物は胃腸を始め
内臓の機能を低下させることがあります。
こういうふうに、気温差が激しかったり、
内臓が弱ったりすることが重なって、
自律神経にも乱れが生じるから、身体がだるくなるのでしょうね。
そこに夏の疲れも乗っかるのでしょう。
そして初秋は台風も多く上陸します。
台風ということは、超低気圧ということです。
低気圧が体調不調をもたらすことも分かっています。
台風や秋雨前線が近づくたびに辛い思いをし、
体の不調を訴える人も多いのです。
秋の不調におすすめレシピ!簡単です!
だるい。疲れが取れない。
そんな秋の不調の解消には唐辛子がおすすめだそうです。
乱れた自律神経を整えてくれるとか。
そこで、唐辛子を使ったレシピをひとつ、ご紹介します。
なんとイタリアンな麻婆豆腐です。(cookpadより。材料は3~4人分)
1、絹ごし豆腐1丁を半分に切り、キッチンぺーパーに包み
20~30分水切りする
2、アスパラ3本の底を少し切り捨て、下の硬い皮をピーラーで
5cmほど剥く。
ベーコン1枚、玉ねぎ1/4個は1cm角切り、ニンニクは
みじん切りにしておく。
3、フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクとタネを取った
唐辛子1本を入れ香りを出す。
アンチョビ3枚を加えて潰しながらオイルに味を移す。
4、ひき肉100gを入れて火が通れば、玉ねぎ、ベーコンを加え
炒める。
白ワイン大さじ2を入れてアルコールを飛ばす。
5、水200cc、コンソメ小さじ1杯を加え、豆腐を適当なサイズに
ちぎって入れて煮込む。味見をして塩分を調整、片栗粉を同量の
水で溶いて軽いとろみをつける
6、火を止めて、黒胡椒、バジルやパセリなどのハーブをたっぷり
入れて、豆腐を崩さないようにひと混ぜしたらできあがり☆
パンにもご飯にも合います!
トマトをざく切りにして追加しても美味しいですよ。
秋の不調には唐辛子の他にもビタミンEが効くそうです。
ビタミンEが入っている食品はアーモンドが有名ですね。他にもアボカドやかぼちゃにも含まれているので、積極的に摂って、唐辛子との相乗効果を狙いましょう。
秋バテ対策には他にも
体がだるい、疲れが取れない、そんな「秋バテ」対策には
たっぷりとした睡眠や湯船に浸かる入浴がおすすめです。
入浴する際にはお湯はぬるめに、ゆっくりと浸かりましょう。
ゆっくりと浸かることでリラックスできて快眠に繋がる他、
体力や胃腸の機能回復も期待できます。
胃腸の機能が回復したら、1日3食規則正しい食事を摂って、
機能回復を目指しましょう。
過ごしやすく気候のいい秋の生活を、
気持ちよく送りたいものですね。