職場や学校でのランチタイムは楽しみのひとつでもあるけれど、毎日外食したり、コンビニで買ったりすると結構出費しますよね。
お弁当を持っていけばいいのだけれど、毎朝そんな時間はない……
そんな方にピッタリなのが、「作り置き」です。
休みの日や前の晩にたっぷり作って冷蔵しておけば、あとは毎朝弁当箱に詰めるだけ!
弁当作りが5~10分で終わってしまいます。
これなら、なんとか苦にならずやりくりできそうですよね。
簡単な作り置きメニューをご紹介しましょう。
お弁当の作り置きメニュー、鶏肉の場合
安価で良質なタンパク質が豊富な鶏肉は、お弁当のメニューとしても適しています。
唐揚げだとカロリーが気になる、という方にも照り焼きならば余分な脂を落とせ、冷めても美味しいのでオススメです。
作り方も簡単です。
醤油:みりん:お酒:砂糖を2:1:1:1の割合で入れ、食べやすい大きさに切った鶏肉を漬け込み、焼くだけ。
焼く時は、皮目から先に焼いてパリッとさせましょう。
冷めてから、ジップロックやタッパに入れて冷蔵庫へ。
1週間ほど日持ちしますが、保存する時に、余った調味液を一緒に漬け込むと、日にちが経つごとにさらに味が染み込んで美味しいのでオススメです(お弁当箱に詰める前に、レンジで加熱してくださいね)。
鶏肉のそぼろもお弁当に活用しやすいメニューのひとつです。
照り焼きの調味料にすりおろした生姜ひとかけを加えて、フライパンで水分がなくなるまでしっかりと混ぜながら炒めるだけです。
ご飯の上にかけるだけでなく、ジャガイモやかぼちゃと合わせてそぼろ煮にしたりとアレンジすることもできます。
お弁当の作り置きメニューを冷凍しておくのもアリ
冷蔵庫ではなく、冷凍庫で保存しておいて、レンチンするだけでお弁当を完成させる方法もあります。
例えば、ご飯などは、たくさん炊いて1食分ずつラップで小分けにして冷凍しておけば、1ヶ月は保ちます。
冷凍することで味に深みが出るキノコ類も、たくさん炒めて(あるいは揚げて)1食分ずつ小分けにして冷凍すると助かる食材のひとつです。
その際、製氷トレーを使うと、取り出しやすく、またお弁当に詰めやすいのでぜひやってみて下さい。
お弁当に不足しがちな「緑」には、ブロッコリーやほうれん草の塩茹でを冷凍しておきましょう。
夏場はレンチンすることなく、自然解凍でき、また保冷剤代わりにもなります。
なお、レンチンはお弁当作りの最初にやっておきましょう。
食材が熱いまま、お弁当箱に詰めると食材が痛む原因になるので、熱いものは先に詰めておいて冷ましておくのが、手際よく作るコツです。
お弁当を作り置きしておくのは意外と簡単!
慣れるまでは手間かもしれませんが、お弁当を作り置きしておくのは思ったほど大変ではありません。
ご飯も少量ずつ炊くよりは一度にたくさん炊いた方が美味しいですし、おかずも一人分を作るよりは3~4人分まとめて作った方が作りやすいです。
美味しいものや作りやすいものを、冷蔵したり小分けにして冷凍して保存することで、お弁当に活用できるばかりか、普段の食事にも追加の一品ができることになります。
また、スーパーなどで食材が安い時にまとめて買い、調理することで食費を浮かせることもできます。
さらに、お弁当を作って持って行くということで、ダイエット効果も期待できるのです。
外食すると、どうしても野菜が不足しがちだったり、炭水化物ばかり摂ってしまいがちですが、お弁当ならば、自分に必要なものを必要なだけ持って行くことができるし、お弁当箱の容量で胃袋が満足するようになるので、胃袋が小さくなっていきます。
結果、食べる量が少しずつ減っていって、ダイエットできるというわけです。
朝から張り切らなくても、作り置きで十分作れるお弁当を、ぜひ持っていってみてくださいね。