暑い夏はもちろんのこと、
冬でも暖かい室内で食べる
冷たいジェラートやアイスの美味しさは
格別ですよね。
どちらも同じような氷菓ですが、
ジェラートとアイスはどう違うのでしょうか。
じつは大きくいうと、ジェラートはイタリア語で
アイスクリームのことです。
細かくいうと、日本では法令で
「乳固形分15%以上、
そのうち乳脂肪分は8%が
アイスクリームと呼べる」
と定められています。
一方、ジェラートは5%前後の
乳脂肪で作られるのが
イタリアでは一般的です。
5%の乳脂肪は日本の分類では
「アイスミルク」ということになります。
ジェラートは日本で定義される
アイスクリームより
乳脂肪分が少ないため、
ヘルシーで原料そのものの味を
生かした氷菓だと言えます。
空気の含有量もアイスクリームより少なく、
20~40%となっており、
濃厚でありながら口溶けが
滑らかなのがジェラートの特徴です。
イタリアでは専門職人がいるジェラートですが、
実は家庭で手作りすることができるんですよ!
まずは基本のレシピから見てみましょう。
牛乳で作るジェラートのレシピ
材料や使うものはシンプルですが、
時間が6時間ほどかかります。
●材料(約4人分)
卵黄 2個
牛乳 150cc
生クリーム 150cc
砂糖 30g
バニラエッセンス 少々
●作り方
- 直径12cmぐらいの小さい鍋に
牛乳と生クリームを入れて
火にかけ沸騰寸前で止める - ボールに卵黄と砂糖を入れて
泡立て器でよく混ぜ、
少しずつ温めた牛乳を入れて
さらに混ぜる。
バニラエッセンスも数滴加える - 鍋を氷水につけながら混ぜ、
冷たくなったら蓋をして
冷凍庫に入れる - 鍋の周りがチリチリと固まり始めたら、
ブレンダーでかき混ぜる。
ない場合はスプーンでかき混ぜる - 4を4~5回繰り返し、
冷やし固めたら出来上がり
時間はかかりますが、
基本「冷やしてかき混ぜる」を
繰り返すだけでいいので簡単にできます。
基本を応用して、
凍らせたフルーツと材料を
フードプロセッサに入れて滑らかにしたり、
バーミックスなどでかき混ぜて
滑らかにしたりする方法もあります。
「卵黄・牛乳・生クリーム・砂糖」を
「混ぜてかき混ぜて空気を含ませる」
と覚えておくと良いと思います。
気になるジェラートのカロリーは?
美味しいものについて回る、
カロリーの問題。
アイスクリームより乳脂肪分が少ない
ということは、
ジェラートの方がカロリーが低い
のではないかと期待します。
実際、一般的なアイスクリームは
100gあたり180kcal前後。
一方ジェラートは
100gあたり120kca前後と、
約60kcalの差があります!
60kcalはご飯1/3杯ぐらいです。
小さな差に見えて結構なカロリー差ですね!
ダイエット中に甘いものが欲しくなった時でも、
ちょうどいいのではないでしょうか。
おすすめのジェラート店はどこだ?
全国にあるおすすめのジェラート店
その中からいくつかピックアップしてみましょう。
石垣島ミルミル本舗
(沖縄県石垣市新川1583-74)
マンゴー&ミルクが420円など、
自営牧場から直送する生乳の
濃厚な風味で人気爆発。
海を眺めながらジェラートを
食べられるロケーションもgood!
URL→石垣島ミルミル本舗
ななや 静岡店
静岡抹茶ジェラート340~530円など
抹茶ジェラートのお店。
最も濃い「プレミアムNo.7」を
「抹茶濃度世界一」と自負している。
濃さは7種類あり、抹茶は挽きたてのものを
使っているので風味豊か。
URL→ななや
PURE MILK GELATO NAGAI FARM
(長野県軽井沢町長倉星野2145-5 ハルニレテラス内)
浅間山麓に位置する永井農場直営のジェラート店。
シングル400円、ダブル500円など、こだわりのミルクで作ら
れるジェラートは、濃厚でありながらさっぱりとした後味。
URL→PURE MILK GELATO NAGAI FARM
牧場近接のお店は絶対に美味しいですね!
本場イタリアから上陸してきたジェラート店もありますし、
一度に紹介しきれないのが残念ですが、
ぜひたくさんのジェラートを味わって欲しいと思います。