ちょっと口さびしい時にも食べやすいチョコレートですが、美味しく食べるには、保存場所も大切です。
チョコレートが溶けた後に再び固まると、表面に白い粉が吹いたようになりますよね。
また、チョコの表面に結露が発生して、砂糖が水分に溶けて結晶化して白くなることもあります。
食べられないわけではないのですが、風味が落ちて、ボソボソしたような食感になっていることが多いでしょう。
そのような事態を防ぐためには、どこで保存をすれば良いのでしょうか?
チョコレートの保存場所は常温?野菜室も良いらしい
チョコレートを冷蔵庫で保管する場合も多いようですが、実際には常温保存が良いと言われています。
チョコレートの適正の保存温度は、だいたい板チョコが20℃以下、ボンボンショコラは15℃以下だそうです!
生チョコやガナッシュチョコの場合には、冷蔵保存が基本になりますが、特に表記がない場合には、直射日光の当たらない場所での常温保存で大丈夫でしょう。
開封してしまった場合にも、常温保存でも良いそうですが、虫や風味が失われるのを防ぐために、ジップロックに入れると良いそうですよ!
アルミが巻いてあるチョコレートはそのままで、ない場合には、アルミやラップをしてからジップロックに入れ、空気を抜きながら口を閉じます。
箱に入っている場合には、箱ごとジップロックに入れて、同じように空気を抜きながら口を閉じて保存すると良いでしょう。
ただ、夏場や暖房のついた部屋の場合には、冷蔵保存の方が良い場合もあります。
冷蔵庫で保存する時にも、チョコレートをジップロックに入れてから保存するのですが、野菜室での保存がオススメです!
野菜室は、他よりも少し温度が高めに設定されていて、湿気も防いでくれます。
ジップロックに入れると、他の食品からのニオイ移りも防ぎ、結露も防いでくれるそうなので、ちょっと面倒でも、試してみると良いかもしれませんね。
冷蔵したチョコレートは、食べる15分くらい前に常温にしておくと、口当たりがなめらかになり、風味も感じられて美味しく食べられるそうです。
ただ、冷たくて硬いまま食べるのが好きな場合には気にせずに、あなたのお好みで楽しむと良いでしょう。
私個人的には、固いままのチョコレートをかみ砕いて、口の中でだんだんと溶けていく感じが好きです!
チョコレートの種類によっても、保存方法が変わることがあるので、気になる場合には、パッケージを確認してみることをオススメします!
専門店で購入した場合には、スタッフの人に確認しておくと安心ですね。
チョコレートには健康効果も期待できる?!その効果とは?
最近では、チョコレートには健康効果があることは有名になっていますよね。
チョコレートの原料であるカカオマスには、強い抗酸化作用を持つ、カカオポリフェノールが含まれています。
抗酸化作用には、悪玉コレステロールの酸化を抑える働きや、活性酸素の働きを抑える効果が期待できるそうです。
そのため、動脈硬化を防いだり、細胞などの老化を防止する効果があると言われています。
他にも、リラックス効果をもたらすテオブロミンや、食物繊維、ミネラルなども豊富に含まれているそうです。
また、カカオマスと同じチョコレートの原料であるカカオバターには、脂肪の吸収率が低い飽和脂肪酸のステアリンが含まれており、太りにくくなっています。
ただ、食べすぎると肥満につながるそうなので、1日25g程度にとどめておくことがオススメです。
チョコレートを食べるタイミングは、食前に少量ずつ食べたり、脂肪を溜めにくいと言われている15時頃に食べると良いでしょう!
チョコレートの健康効果を引き出すには、カカオ含有率70%以上が必要になります。
専門店だけではなく、スーパーやコンビニでも手軽に購入できるようになっているので、甘いチョコレートの代わりに選んでみてはいかがですか?
まとめ
チョコレートを食べる時の好みの温度はそれぞれですが、美味しいと言われている保存方法は、常温でした。
ただ、チョコレートが溶けやすい真夏や、暖房で温かくなった部屋の場合には、冷蔵保存で、野菜室に入れる方法がオススメです。
チョコレートには健康効果が期待できますが、毎日の食事の栄養バランスなども大切でしょう。
美味しくても、食べ過ぎには注意してくださいね!