人気が再燃しているフェリー。
国内の船会社は続々と新造船を就航させています。
設備も良くなり、露天風呂ぐらいでは驚かなくなりました。
フェリーで移動する最大の魅力は、安いこととマイカーを載せることができることです。
この観点から、子連れの場合はどうか見てみましょう。
実は、子連れにこそふさわしいのがフェリーだということが分かると思います。
北海道にフェリーで行くおすすめポイント
まずは費用面です。
安いです。
仮に、東京から北海道へ行くとしましょう。
設定は大人二人、子ども二人(2歳と5歳)です。
飛行機だと、時期にもよりますがANAやJALで新千歳空港に行くとして片道2万円弱、12歳未満の子どもは半額、3歳未満の子どもは膝の上で無料。
ですので概算で、家族が往復すると10万円弱かかります。
格安航空会社のバニラエアだと7,000円弱からありますが、子ども料金の設定がありません。2歳以上の子どもだと大人と同様の運賃が発生するので、この場合だと往復で6万円弱かかります。
新幹線ではどうでしょうか。
大人片道、22,690円ですので家族で往復すると、子ども割引を加えても12万円弱かかります。
では、フェリーはどうでしょうか。
ツーリストクラスで大人8,740円から。
子どもは半額で未就学児は無料なので、往復で35,000円弱です!
安いですね。
次にマイカーを載せられる点です。
他の交通手段では、空間に制限があるため、持ち込める手荷物は限られています。
子どもが小さいと、替えのオムツや着替えが多めに必要だったり、おもちゃや絵本が必要だったりと荷物は増えがちです。
しかも、常に子どもと一緒に移動するわけですから、「敏捷性」も優れていないといけません。
子どもはいつ何をするか分かりませんからね。
でも、マイカーを載せられるフェリーなら大丈夫。
気になる荷物は全部車に積んでしまえばいいんです。
船が出航すると、保安のために車には近寄れないことになっているので、船室に必要なものは運んでおく必要がありますが、それでも安心感が違います。
さらに、フェリーだと自由に動き回れる点もオススメです。
座席が狭く、かつ膝に子どもを乗せるとさらに窮屈で、ぐずられたらどうしようという不安がありますが、フェリーなら大丈夫!
あやしながら船内を歩き回ることができます。
ファミリーが多いので、泣く子どもに対する理解があります。
また船にもよりますが、キッズルームがあったり、ゲームコーナーがあったり、ベビールームがあったりします。
何より展望デッキから雄大な海を眺めることができ、新鮮な空気に触れることができ、夜には星を見上げることができます。
乗り物内の淀んだ空気で酔う、という子もいますから、新鮮な空気にいつでも触れられるというのはありがたいことです。
イベントを開催している船もあり、ビンゴ大会やマジックショー、子ども向けの映画を上映したりと、フェリーは楽しい船旅ができるよう工夫を凝らしていますので安心です。
北海道と関西を結ぶフェリーもおすすめ
舞鶴港と小樽港を結ぶフェリーを新日本海フェリーが就航させています。
所要時間は約21時間で大人は片道9,970円から。
船内にはサウナや卓球場、カラオケルームやビデオルームがあります。
また、夏季には後部デッキでバーベキューを楽しむこともできます。
家でバーベキューをするのとは違った開放感があることでしょう。
動くホテルとはよく言ったもので、高級クルーズ船でなくても、船旅を満喫することができます。
北海道に限らず、じゃんじゃんフェリーに乗ろう!
安く、快適に移動ができる長距離フェリーが見直されている今、北海道に限らず、九州や沖縄、四国や離島など、じゃんじゃんフェリーに乗りましょう。
地震や水害の被災地を応援する「復興割」を使う手もあります。
(詳しくは復興割クーポンを割り当てられている楽天トラベル(https://travelersnavi.com/coupon/hokkaido-fukkou-rakutent)などのHPをご覧ください)
“Von voyage!!