航空券が安くなったり、ビザなしで渡航できたり、
海外へ行きやすい時代になりました。
単なる旅行だけにとどまらず、
ワーホリや留学などをする人も多いです。
ワーホリとは、ワーキングホリデーのことで、
「二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」です。
「各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。」(外務省より引用)
青少年とは18~30歳を指します。
現在、日本は20ヶ国と
ワーキングホリデー制度を結んでおり、
日本と時差がなく、
国民性も穏やかなニュージーランドは、
その中でも渡航先として人気があります。
働くことで滞在資金を賄いながら
旅行できるのがワーホリ(ワーキングホリデー)
の良いところです。
では、その費用はどのぐらいかかるのでしょうか?
現地でどのような生活を送るのかにもよりますが、
飛行機代や保険代、生活費として
おおよそ100~150万を見積もっておくとよいようです。
働くことができる分、普通に留学するよりも安いですね。
ニュージーランドでは最長6ヶ月間、
学校に通うことができますので、
語学や資格などを勉強することもできます。
アメリカの大学に留学すると費用はいくらかかる?
ワーホリではなくて、大学に留学すると
どのくらいかかるのでしょうか。
世界的に見てもレベルの高い大学が集まっている
アメリカに留学するとすると、
大雑把に見て授業料・生活費・住居費込みで
250~400万円が年間に必要になってきます。
やはり、ワーホリよりは高いですね。
有名なハーバードやイェール大学だと
年間約700万かかります。
アメリカではレベルの高い大学ほど
学費が高い傾向にあるのです。
学費は高いけれども、奨学金が充実しているのが
アメリカの大学の特徴で、
ハーバードでも学生の7割は
なんらかの奨学金を得ているといいます。
では、ハーバードなど有名どころ以外は
ダメなのかというとそんなことはなく、
アイオワ州やカンザス州、ミズーリ州など
アメリカ中西部や南部に学費が安く、
しっかりしたレベルの大学がいくつもあります。
留学生でも使える奨学金の給付型がある
アメリカの大学は州外から来た学生だと
費用が割高になるところもあります。
奨学金も日本人だと適用されないものもありますが、
日本人にも奨学金を出してくれる大学がたくさんあります。
しかも給付型なので、返済不要です。
奨学金は大きく二つに分類されます。
- メリット型奨学金(Merit-based Scholarship)
学業優秀であったり、スポーツで活躍していたり
芸術や音楽で際立った才能があったりする
学生に与えられる。
大学によっては留学生であることに価値を認め、
奨学金をくれることも。
支給額は、年間1,000ドルぐらいから
卒業までの学費全部までまちまち - ニード型奨学金(Need-based Scholarsihp)
全額の学費を支払うことが経済的に難しいときに
不足分を補うために与えられるもの。
家計状況などを事細かに申請する必要があり、
申請した額が全て支給されるとも限らないのがデメリット
また日本にも海外留学を支援する
奨学金制度があります。
大学院学位取得型、協定派遣、学部学位取得型の
海外留学支援制度があり、
給付型なので返済不要です。
「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」というのもあり、
28日以上2年以内の海外留学を支援してくれます。
上手に世界へ羽ばたこう
ワーホリだったり、
奨学金を利用しての留学だったり、
安く海外での生活を体験する
工夫はいっぱいあります。
日本とは文化や風習の異なる土地で、
特に若いうちに勉強したり働いたりすることは、
母国である日本を理解する上で貴重な体験となります。
ぜひ、異文化を体験しに世界へ羽ばたいてみてください。