髪の綺麗な人は憧れますが、乾燥などでパサパサになることも多く、なかなか難しいですよね。
髪が乾燥する原因には、季節などの他にも、色々なことが考えられます。
乾燥した髪には、肌と同じように保湿も大切になりますが、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
パサパサ髪で困る時の改善方法についてご紹介します!
髪が乾燥するのはどうして?原因を知ってきちんと保湿しよう!
髪の乾燥の原因と言って一番に思いつくのは、秋・冬などの、空気も乾燥している時期ではないでしょうか?
確かに、髪の乾燥には季節も関係しているのですが、夏場のエアコンや暖房などでも、髪の毛は乾燥してしまいます。
他にも、髪を乾かす時のドライヤーの熱も、乾燥する原因になるでしょう。
健康な髪の水分量は12%~13%だと言われていますが、乾燥している状態の水分量は、7%くらいになっているそうです!
髪の表面には、キューティクルと呼ばれる組織が、うろこ状に重なって埋め尽くされていますが、熱やダメージによって剥がれ落ちやすくなってしまいます。
キューティクルは、内部の水分が蒸発するのを防ぐ働きをしているので、剥がれ落ちてしまうと髪が水分を保てなくなり、パサパサになってしまうのです。
また、洗浄力の強い「石油系界面活性剤」の入ったシャンプーを使っていても、髪や地肌の皮脂や油分が落ちすぎてしまい、乾燥につながるそうです。
最近では、石油系界面活性剤を使ったシャンプーは少なくなっていますが、安価なものには入っていることが多いです。
シャンプーの成分表に、ラウリル(ラウリス)硫酸ナトリウムなどの表記があるものは、避けた方が良いかもしれませんね。
シャンプーの中でも、「アミノ酸系界面活性剤」は、洗浄力が弱く、髪や地肌に潤いを残したまま洗えるそうです!
アミノ酸系界面活性剤は、ココイル、ラウロイルで始まるものや、グルタミン酸、アラニン、グリシンがつくものになります。
私の髪の毛は生まれつき細くて傷みやすく、乾燥もしやすいので困っていたのですが、アミノ酸系のシャンプーが良いと聞いて、使っています。
使ってから劇的に変わるわけではありませんが、髪の質は良くなっているような気はしますよ。
バラエティショップの他、ドラックストアでも取り扱いが多くなっているので、シャンプーを選ぶ時には、成分表も参考にしてみてはいかがでしょうか?
保湿成分である、アミノ酸やヒアルロン酸、ホホバオイルなどが入っているシャンプーも、オススメですよ!
髪の乾燥がひどい場合には、トリートメントで保湿することも良いでしょう。
特に、シャンプーをした後の髪は、浴室の熱気でキューティクルが開いた状態なので、トリートメントの保湿成分が入りやすいそうです。
洗い流すタイプ、洗い流さないタイプがありますが、どちらでもOKです。
あなたの使いやすい方で試してみると良いでしょう。
髪を濡れたままにしておくと、キューティクルが摩擦によって剥がれやすくなり、細菌の繁殖でニオイの原因にもなってしまいます。
また、頭皮が濡れたままでいると、体が冷えてしまうので、冷え性の人は要注意ですよ!
髪を洗った後にはできるだけ早く乾かすこと。
タオルドライは、ゴシゴシ擦らないことが大切です。
髪の健康は内側からも。海藻だけじゃない髪に良い食べ物とは?
髪に良い食べ物は、ワカメなどの海藻類が有名ですが、髪には、タンパク質や亜鉛、ビタミンなどの栄養も必要になります。
特に、キューティクルの成分であるケラチンはタンパク質なので、肉や魚、大豆製品などがオススメです。
また、ケラチンの合成には亜鉛が必要になるので、ナッツ類や牡蠣、卵など、意識して食事に取り入れるようにすると良いでしょう。
他にも、レバーやウナギなどに含まれているビタミンB群には、新陳代謝を上げて、タンパク質を作り出すことを助ける働きがあります。
レモンなどの柑橘系に含まれるビタミンCも、代謝UP効果があり、髪などに栄養を行き渡らせやすくしてくれると言われています。
ビタミンCも、タンパク質を作り出すのに大切な栄養なので、積極的に取っていきたいですね!
油ものが多かったり、甘いものばかりで栄養バランスが偏っていると、髪の健康も損なわれてしまいます。
髪のケアは、シャンプーや保湿だけではなく、内側からのケアも大切になりますね。
まとめ
髪が乾燥してパサパサの状態だと、何となく気分も落ち込みがちになることもあるでしょう。
乾燥の原因には、空気の乾燥の他にも、シャンプーの洗浄力が関係していることもあります。
髪の保湿はトリートメントだけではなく、頭皮専用の保湿ローションで、優しくマッサージすることもオススメですよ。
髪の乾燥を改善するには、長い時間がかかるかもしれませんが、無理をしない程度で継続して、綺麗な髪を目指しましょう!