かぼちゃは、そのままだと長期保存が可能で、保存をしている間に美味しくなるとも言われています。
ですが、一度切り分けてしまうと腐りやすく、ワタや種を取り除いた場合でも、保存が難しいこともありますよね。
食べきってしまうのが一番なのですが、どうしても余ってしまう時には、冷凍保存が良いそうです!
かぼちゃには沢山の栄養がありますが、冷凍することで何か変化はあるのでしょうか?
美味しく冷凍するためのコツなどもご紹介します。
冷凍したかぼちゃはいつまで食べられるの?栄養はどうなる?
かぼちゃのカットを冷蔵保存した場合、4日くらいしか持たないのですが、冷凍の場合には、1カ月は保存できるそうですよ。
かぼちゃを冷凍する時には、生のままか加熱してからだと思いますが、栄養が失われるのを防ぐには、加熱した後の方が良いと言われています。
かぼちゃを生のまま冷凍保存してしまうと、冷凍している間に、酵素の働きで栄養素が分解されて、効果が半減してしまうそうです!
かぼちゃに含まれている栄養は、水に溶けにくく、熱にも強いものが多いそうなので、加熱で酵素の動きを抑え、栄養を保ちやすくなるでしょう。
かぼちゃには、ビタミンAの一種であるβ-カロテンや、ビタミンE、食物繊維などの栄養が豊富に含まれています。
特に、β-カロテンは、皮膚の新陳代謝を高めたり、鼻などの粘膜保護にも役立つそうです。
また、かぼちゃの皮にも、食物繊維などの栄養が豊富なので、できるだけ一緒に摂ると良いですね!
スーパーなどでかぼちゃを買ったときに、ちょっと美味しくないかぼちゃを買ってしまった事はあませんか?
私はよく、水っぽいかぼちゃを買ってしまって、煮物にしてもイマイチなことがあります。
美味しいかぼちゃの見分け方は、緑色が濃く黒に近いもので、表面のデコボコがはっきりして居るものだそうです。
皮の一部がオレンジっぽいものも、甘くて美味しいそうですよ!
カットしたかぼちゃを購入する場合には、できるだけ肉厚なものを選び、種とワタがぎっしり詰まっているものが良いと言われています。
元々があまり美味しくないかぼちゃは、冷凍しても美味しくないので、かぼちゃ選びも大切ですね!
気になる冷凍かぼちゃの味!美味しくないのはどうして?
せっかく美味しいかぼちゃを選んだのに、「冷凍したら美味しくない!」という事もあるかもしれません。
冷凍したかぼちゃが美味しくない理由は、水分から味が流れてしまうことが原因でしょう。
他にも、冷凍焼けによって品質が落ちてしまったり、冷凍のニオイがついてしまった事も考えられます!
また、生のままのかぼちゃを冷凍した場合にも、解凍した時に水分が出やすく、パサパサした食感になって、美味しくないです。
加熱をしたかぼちゃを冷凍する時には、きちんと粗熱を取り、余分な水分を拭き取ってから、冷凍する事が大切になるでしょう。
ジッパー付きの袋やラップに包む場合、空気が入らないようにすると、冷凍焼けが防げるそうです。
かぼちゃを使う分だけ小分けにして冷凍をしておくと、再冷凍による味の劣化も抑えられるでしょう。
加熱をして小分けにしておけば、料理に使う時にも便利ですよね。
ある程度火は通っているので、味噌汁や煮物などの煮る時間も少なくてすみます。
ちょっと手間はありますが、マッシュ状にしておくと、スープやスイーツを作る時にも、良いですね。
昔、かぼちゃをそのまま冷凍して料理にしたら美味しくなく、それ以来かぼちゃは冷凍しなかったのですが、加熱しておけば良かったんですね。
きちんと空気も抜いていなかったので、2日くらいでも、冷凍焼けやニオイも付いてしまっていました。
もしも、生のままのかぼちゃを冷凍する時には、金属のバットを使用して、冷凍のスピードを上げることで、味の劣化を抑えられるそうですよ。
まとめ
かぼちゃは色々な料理に使えますが、食べきれずに余らせてしまう事も多いですよね。
すぐに食べる予定があるのなら、冷蔵保存でも良いかもしれませんが、ちょっと時間を置きたい場合には、冷凍保存が便利でしょう。
冷凍する時には、水分を出来るだけ残さずに、密閉して保存をすることで、味が落ちることを防げます。
かぼちゃは栄養豊富で美容や健康にも良いので、かぼちゃが悪くなる前に冷凍して、美味しく食べてしまいましょう!