アメリカのブログ「Siliconera」によると、任天堂がスマホ(タッチスクリーン用デバイス)用として、ゲームボーイそっくりにボタンを配した専用ケースを作り、その特許を取得していることがわかりました。
特許はアメリカで申請されたもので、今年の3月16日に提出されていました。
アメリカの特許商標庁に提出された資料によると、そのケースは二つ折りの手帳タイプで、カバーを閉じたままプレイできるようにボタンの底面には通電性のシートが使用されています。十字キーやABボタンキーを押すとそのまま画面に伝わるのですね。
専用の手袋などは必要ありません。
またリアル感を再現するため、手帳タイプのケースにはボタンだけでなく、ゲームボーイのあの画面サイズの、いわば窓がついています。
カバーを閉じた状態では真新しいゲームボーイに見えることでしょう。
iPhoneのケースがゲームボーイになったら楽しい
スマホといってもいろいろな機種がありますが、やはり代表格はiPhoneでしょう。
売られているケースもおしゃれなものから頑丈などの実用的なものまでいろいろとありますよね。
家電量販店や東急ハンズなどに行くとスマホケースだけでものすごい品揃えで、選ぶのに苦労するほどです。
そんな中、ゲームボーイ仕様になったスマホケースが並んだら楽しいですね。
往年の、ゲームボーイで遊んだ世代にとっては郷愁を誘うケースになりますし、NintendoはSwitchだよ、という若い世代にとっては昭和レトロを感じさせるケースとなるでしょう。
そう、ゲームボーイが発売されたのは1989年。
1月の初旬だけ昭和64年で、実は平成元年なのでした。
平成も30年近く遡れば十分レトロですね。
ゲームボーイはアメリカでも同じ年に発売され、世界中で423万本を超える大ヒットとなりました。
あの当時は据え置き型でない、めっちゃ最先端のゲーム機でした。今見ても、考えられたボタン配置はシンプルで美しいし、色合いもノーブルでいいですね。
大きさは幅 78mm X 奥行き 27.4mm. X 高さ 133.5mmということなので、厚みを除けばほぼスマホサイズ。
今までなかった方が不思議なくらいです。
ゲームボーイのエミュレータがiPhoneで遊べるように?
任天堂といえば、やはりマリオ!
ゲームボーイのリリースとともに販売された「スーパーマリオランド」は日本での販売本数約419万本というメガヒットでした。
ゲームボーイは苦戦した時期もあったのですが、1996年に「ポケットモンスター赤・緑」が発売されると、人気が再燃して、公園などで小学生がゲームボーイの画面とにらめっこしているのがよく見かけられました。
専用ケースが発売されるということは、こういうマリオやポケモンといった人気ゲームのエミュレータが、当時の感覚そのままに遊べるようになるかもしれないということですよね。
Aボタンを押しながら十字キーの左を押す、みたいな「技」も、きっとそのままに再現されるんでしょうね。
王道すぎる「テトリス」もあえてアナログな感覚で操作したいですよね。
いつでもどこでもアーケードゲームができる!
しかも軽い!みたいな。
個人的には、ドラゴンクエストやゼルダの伝説がゲームボーイで操作できたのが衝撃的だったので、ぜひエミュレータで遊びたいですね。
画面のクオリティは当時のままがいいですね。
こうなったらとことん、再現具合にこだわってほしいです。
日本でも特許を取得しているのか?発売に乞う期待!
ゲームボーイ型のスマホケースの特許はアメリカでということでした。
日本でも同時期に特許を取得していてほしいですね。
そしてぜひ、店頭に並べてほしいものです。
任天堂はNintndo Switchで、自分で工作して組み立てて遊ぶというアナログ展開でさらなるヒットを飛ばしました。
ゲームボーイそのままの専用ケースで、もうひとつヒットを飛ばしてほしいものです。