瓶の中に、綺麗な花が詰まっているハーバリウムは、不思議な魅力がありますよね。
部屋に花を飾りたいけど、生花は枯らしてしまいそうで心配という人にも、人気なんだそうです。
ただ、市販されているものは、ちょっと値段が高く感じてしまい、購入を躊躇してしまう場合も多いのではないでしょうか?
実は、ハーバリウムは、手軽に手に入る材料で、自分でも作ることができるそうですよ。
ハーバリウムを上手く作るための方法など、調べてみました。
ハーバリウムの基本の作り方。綺麗に仕上げるコツは花を入れる時の空間?
ハーバリウムの材料は、密閉できる空き瓶などの容器、中に入れる花やオイルを用意すれば、作ることができます。
用意した瓶は、完成後にカビが生えないように、よく洗ってから煮沸消毒して乾燥、その後アルコールで拭いておくといいそうですよ。
花は、ドライフラワーやブリザーブドフラワーになったものを使います。
乾燥させた木の実や、ドライフルーツを一緒に入れても、綺麗にできるのでオススメです。
中に入れるオイルは、ちょっと値段が高いですが、ハーバリウム専用のものを使うと、長い期間楽しむことができます。
長期保存じゃなくても、安いほうがいいという場合には、ベビーオイルや、精製水と洗濯のりを混ぜたものでも大丈夫だそうですよ。
用意した瓶に花を少し入れて、オイルを少しずつ注ぎながら残りの花を足して、形を整えていきます。
オイルは、室内の温度変化での液漏れを防止するために、満杯に入れないようにしてくださいね。
瓶に花を詰めていると、欲張ってたくさん入れてしまいたくなりますが、ぎゅうぎゅう詰めよりも、ちょっと間があった方が、見た目にいいそうです。
市販のハーバリウムを思い浮かべてみると、花と花に程よい空間があって、光を当てるとキラキラして綺麗ですよね。
瓶の中で花を整える時には、長めのピンセットや、竹串を使うと便利です。
花の長さが短いものだけではなく、長いものも用意しておくと、全体的にバランスがとりやすいそうなので、色々な長さで切っておくといいでしょう。
瓶の口は広めの方が作業しやすいですが、瓶自体が大きいものだと、作るのが初めての場合には、花の配置が難しくなってしまうそうです。
ヒョウタンのような形の瓶よりは、縦長の瓶の方が作りやすいという話もあるので、参考にしてみてくださいね。
もっと手軽にハーバリウムを作るなら?100均商品でも代用可能?
作り方が簡単なハーバリウムを、もっと手軽に作るのであれば、100均商品を活用して作ってしまうのもオススメです。
先ほどお話ししましたが、ハーバリウムのオイルは、ベビーオイルや洗濯のりでも代用可能で、この2点は100均でも手に入りますよね。
ベビーオイルを選ぶ時のポイントは、できるだけ無添加・無香料で、ミネラルオイルが主成分になっているものです。
ハーバリウムの専用オイルの成分は、ミネラルオイルがほとんどなので、それに近い素材を選ぶことが大切になります。
オイルに洗濯のりを使う場合には、濁りが出てきてしまう可能性があるので、精製水を少し混ぜておくと軽減できるそうです。
精製水は100均ではなく、ドラックストアで手に入りますが、500mmで100円くらいなので、お手軽だと思いますよ。
また、ハーバリウムに大切な花ですが、造花で代用して作ることもできます。
本物の花の場合には、うっかり破いてしまうことがあるかもしれませんが、造花を使うとそんな心配もないですよね。
最近では、一見造花に見えないようなものも多く、オイルの中に入れると造花っぽさも少なくなるそうなので、試してみてはいかがでしょうか?
専用のオイルを使ったときよりは、保存期間が短くなってしまうかもしれませんが、「ちょっと作ってみたいな」という人にはよさそうです。
100均で売っている空き瓶も、可愛いくてお洒落なものが増えているので、あなた好みを探して作ってみてくださいね。
まとめ
ハーバリウムは、日が当たるとより綺麗に見えますが、窓辺に置く場合には、中の劣化を防ぐために、直射日光は避けて置くようにしましょうね。
手作りのハーバリウムは、自分で楽しむだけではなく、プレゼントにもオススメです。
あなたの感性で、世界に一つだけのハーバリウムを作ってみてはいかがでしょうか?