家に帰ってきて靴を脱いだ時など、カビっぽいような、湿っぽいような嫌な臭いが、気になることありますよね。
最悪の場合には、靴の臭いが玄関に充満したり、靴箱の中全体が臭う原因にもなるので、いい対処法はないか?と、困ってしまうこともあるでしょう。
靴専用の消臭スプレーもありますが、購入するまでではないような気がしていたり、手元にない場合には、自宅にあるアイテムで試してみてはいかがでしょうか?
靴の消臭は身近なものでOK?アルミホイルや10円玉を入れるだけで消臭できるって本当!?
アルミホイルや10円玉は、空気中の水分と化学反応を起こして、金属イオンが発生するのですが、その金属イオンには、消臭・除菌効果があると言われています。
靴の臭いで一番多い原因は、靴の中に雑菌が繁殖することなので、金属イオンの働きで消臭できるということですね。
やり方は簡単で、ゴルフボール大に丸めたアルミホイルを3つくらい用意して、帰宅後など、臭いの気になる靴の中に1日入れておくだけです。
10円玉を使う場合には、靴のつま先からかかとまで、10枚くらい並べるように入れて、こちらも、そのまま1日放置します。
10円玉は、なるべく綺麗なものの方が効果も高いそうなので、探してみてくださいね。
どうしても、綺麗なものが見つからない時には、クエン酸水の中に10円玉を入れると、サビが取れるのでオススメです。
使っているにつれて、消臭効果が薄れてくるので、適度に新しいものに交換しながら、毎日の習慣にしていきましょう。
普段、あまり気にしていなくても、1日に足から出る汗は、コップ1杯分にもなると言われています!
もともと汗っかきの人や、夏場などの暑い時期には、汗の量が、もっと多くなる可能性もあるでしょう。
私自身、足に汗をかきやすい人なので、季節関係なく、足の裏が湿っているような状態です。
なので、外出から帰ってくると、当然、靴の中も湿っているのですが、その状態は、雑菌が好む環境になっているので、早めに乾かして対策することが大事になるんだそうですよ。
履いた靴は、すぐ靴箱にしまわないで、しばらく玄関に置いておくのですが、それよりも、ドライヤーの風を当てて乾かすといいようです。
ドライヤーの温風を当てると、靴に染み込んでいる臭いも外に出してくれるという話もありますよ。
ただ、革靴などの場合には、素材を傷めてしまう心配もあるので、注意が必要です。
炭も消臭にはおすすめアイテム!ただ、種類によっては効果なしかも…?
炭には、目に見えない穴が臭いを吸収・吸着してくれるので、消臭アイテムとしても人気ですよね。
もちろん、靴の臭い取りにもピッタリなのですが、臭いの原因と炭の成分が、逆の性質の時に効果が発揮されるそうなので、炭選びも大切になります。
靴の臭い成分は、酸性だと言われているので、アルカリ性の白炭(備長炭)や竹炭がいいそうです。
消臭方法は、炭をある程度の大きさに砕いて、いらなくなったストッキングや、空のお茶パックの中に詰めて、靴の中に入れておくだけでOK。
自分で砕くのが大変な時には、最初から砕いてある商品もあるので、利用してみると便利ですよ。
普段の消臭に使ってもいいですが、シーズンオフなどで、長い間靴箱にしまう時にも、炭を一緒に入れておくと、嫌な臭いを防げるそうです。
バーベキューなどでよく目にする炭は、安く手に入りやすいのですが、靴の消臭には向かないので、気をつけてくださいね。
炭も、アルミホイルや10円玉と同様に、ずっと使っていると効果が薄れてきてしまうのですが、お湯で洗って天日干しすると、復活するんだそうです。
炭が細かくて洗えない場合には、風通しのいい場所に置いておくだけでも、大丈夫でしょう。
炭の持続効果は、炭自体の大きさや、置く場所などで変わってきますが、早いと3日くらいで効果が減ってくるそうなので、様子を見ながら対処するとよさそうです。
まとめ
靴の消臭効果を高めるためには、1足だけではなく、2~3足履きまわしてローテーションをつくり、靴を休ませておく時間も大切になります。
毎日同じ靴を履いていると、対処をしても、臭いが溜まりやすくなったり、傷みも早くなってしまうので、何足か用意しておいた方が安心です。
アルミホイルや10円玉、炭で効果が実感できない時には、専用の消臭スプレーの購入も、検討してみるといいですね!