年齢を重ねると代謝が悪くなり、気になってくるのが下半身太り。
とくに産後だと、骨盤の開きからくる下半身太りに悩みますよね。
痩せたいとは思うけど、忙しいとジムに通ったりするのは大変です。
もっと気軽に普段の動きで効率的にダイエットできれば嬉しいですよね。
ここでは、産後の骨盤の開きのケア方法、歩くときや走るときのちょっとした工夫で下半身痩せする方法をお教えします。
ぜひ、ご参考になさってください。
下半身痩せの難関…産後の「骨盤の開き」まずはここからケア!
女性はもともと出産のため骨盤が開きやすくなっています。
出産後、開いた骨盤を元に戻さないでいると、下半身が出る、お尻が垂れるなど体型が崩れます。
ダイエットをしようといくら頑張っても、骨盤が元の位置に戻っていないと骨盤が開いたままなので、お尻周りが大きく見えてしまいます。
出産後にダイエットをする場合、まずは骨盤を元の位置に戻すことから始めましょう。
いちばん簡単に始められるのは骨盤ベルトを使用することです。
体の調子をみて、産後1ヶ月頃から始めるのが目安です。
帝王切開の場合は、産後2ヶ月頃からが目安です。
ただし、骨盤ベルトに頼ってばかりいると、筋力が回復しにくいことがあるので、うまく取り入れてきましょう。
また、骨盤体操も効果的です。
簡単な体操なので、軽く体を動かすつもりでおこなっていきましょう。
・腰回し
- 両足を肩幅に開いて立つ。
- 両手は腰、重心は真ん中に。
- 腰をゆっくりまわす。
・骨盤底筋を鍛える
- 背筋を伸ばして椅子に座る。
- 膣と尿道を締めて5秒キープ、10秒休むを繰り返す。
・お尻歩き
- 足を揃え、伸ばして床に座る。
- 手は胸の前で交差して、浮かせる。
- お尻で歩く。
- 10秒進んだら、10秒下がるを繰り返す。
骨盤体操は無理のない程度に行ってください。
自分で骨盤矯正を行うのもいいですが、整体や整骨院でプロの手を借りることで自分の体の状態を詳しく知ることができます。
このとき、産後の症状や産後どれくらい経っているか伝えましょう。
産後早くから骨盤矯正を始めると、悪露(産後子宮から排出される血液など)の排出を妨げたりする可能性があります。
また、無理をすると尿漏れ、産後うつ、腰痛などのトラブルが起きやすくなりますので、無理は禁物です。
産後1ヶ月は体を回復させる期間ですので、ゆっくりと過ごしましょう。
いよいよ実践編!下半身痩せに効く!普段の歩く・走るの工夫方法教えます!
歩くときも走るときもいちばん大切なのは姿勢です。
背筋を伸ばすことを意識しましょう。
正しい姿勢で行うと、血液の循環が良くなって脂肪が燃焼しやすくなります。
次に大切なのは骨盤を意識すること。
骨盤を意識して使う事によって、代謝が上がり痩せやすくなります。
また、腕を振ることで肩甲骨が動き、循環や代謝がよくなります。
では、歩くことと走ること、どちらが痩せやすいのでしょうか。
答えは、「歩くこと」です。
脂肪燃焼効果は、長い時間運動を行う方が効果的です。
ですので、どちらかといえば長い時間行いやすい、歩くことの方が脂肪を燃焼しやすくなります。
走ると糖質を消費するので炭水化物を摂取しがちになり、太ることもあります。
脂肪燃焼効果が現れるのは、運動し始めてから20分が経過してからですので、20分以上歩くようにしましょう。
このとき、さきほど挙げた、姿勢、骨盤、肩甲骨を意識することに加え、早歩きをすることを意識しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
女性にとって下半身太りは気になるものですよね。
出産後は骨盤の位置を元に戻すことが大切です。
骨盤ベルトや骨盤体操を、普段の生活に取り入れましょう。
ただし、出産後1ヶ月は体を休める時期ですのでゆっくり休み、その後様子を見ながら行うようにしてください。
また、歩くときや走るときは、姿勢や骨盤を意識しましょう。
無理をしない程度に、できるだけ長い時間歩いたり、走ったりすると、脂肪燃焼に効果的です。
リバウンドを避けるためには、長期間ゆっくりと痩せていくことが望ましいです。
ダイエットは無理をしないで行うようにしましょう。
普段の生活にうまく取り入れて、理想のボディを手に入れたいですね。