猫は、寒いのが苦手!!
飼い主さんも、寒い時期には、できるだけあたたかくできるように工夫しますよね。
猫ちゃんと触れ合っているときに、「あれ?いつもより、冷たいな」
と思った場合は、危険が伴っている可能性もあります。
猫の低体温症はとても危険!!
今回は、猫の低体温症の時の見分け方や、原因についてご紹介してまいります。
猫の平熱は高めの38度、36度台になってくると注意が必要!行動で見分ける方法は?
猫の平熱は、意外と高く、38度~40度!
人間だったらフラフラになっちゃうくらいの体温が平熱ですね!
なので、猫を触ると暖かく感じられるんですね。
そんな猫ちゃんが、低体温症になっている場合、
寒い場所を嫌う猫ちゃんが、寒い場所で、グッタリしているとき、または、ブルブルと震えているときは、
低体温症を疑いましょう。
猫ちゃんの変化に気づいたら、猫の体温をあげてあげる必要があります。
猫が36台の体温になったらすでに、低体温になっていることになります。
毛布等で包み、保温をしましょう。
そして、他に、嘔吐や下痢等の他の症状がないかも、同時に確認する必要があります。
しばらくして、震えもおさまって、体温も上がってきたら、大丈夫ですが、
他の症状が出ていたり、しばらくしても、戻らない場合は、すぐに獣医さんに診てもらったほうが良いです。
重度の低体温症になると、呼吸困難や、心肺停止のような症状が出て、意識も朦朧としていきます。
最悪な場合、凍死してしまうこともあるので、軽く考えず、猫ちゃんの変化にはいち早く気づいてあげることが大事です。
猫が低体温になる原因は?稀に腎不全などの病気の場合も!
そもそも、低体温になる原因とは、どんなことがあるのでしょうか?
冷たい場所に長時間いた場合。
もともと、体温の高い猫は、寒い場所に長時間いると、保温機能が追い付かず、体温が下がってしまうことがあります。
濡れたまま冷えてしまった場合
雨などで濡れたまま、寒い場所にいると、体が冷えて低体温になってしまいます。
室内で飼っている猫は、あまりないかもしれませんが、外を自由に出歩く猫ちゃんが、寒い日に外で雨に濡れてしまって、長時間外気に触れていた時は注意しましょう!
精神的なショック
精神的なもので、ストレスや、ショックを受けた時に、低体温になる場合があります。
一時的なものなら、飼い主さんが、コミュニケーションをとって、ゆっくりと気持ちを落ち着かればおさまる場合もあります。
産まれたてや老化
産まれたての小さい猫ちゃんや、歳をとって、老衰してきて、痩せてしまっている場合は、体の面積も小さくなり、脂肪分も少ないため、体温調節がうまくできなくなってしまいます。
子猫の倍は、自分で体温を保つことができないので、寒さにはとても弱いので注意が必要です。
心臓病や、腎不全、尿毒症
気を付けたいのが、病気が原因の低体温症の場合です。
病気が知らずしらずに進行していくと、食欲もなくなり、水分も取らなくなっていきます。
脱水、そして、筋肉の低下、貧血等を起こしてしまい、体温調節ができなくなるのが原因です。
この場合は、もともと、病気が原因なので、低体温を治しても、解決するものではありません。
日頃の、猫ちゃんの変化を見落とさないようにしましょう。
食欲がない。何度もトイレに行く。何度も吐いてしまう。という場合は、腎不全になっている場合があります。
痙攣や、低体温になっている場合は、病気もけっこう進行している場合がありますので、
早急に、獣医さんに診てもらうことをオススメします。
最悪な場合、命を落としてしまうこともありますので、小さな変化や、行動で判断しましょう。
まとめ
寒い冬は、猫にとっては、とても生活しにくい環境です。
室内で飼っている猫なら、温かい部屋にいることが多いでしょうが、飼い主さんが外出する時や、
外に出歩く猫ちゃんは、特に注意して、触った時に冷たいと思ったら、しっかり温めて、低体温症が悪化しないようにケアしてあげましょう。