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柿や栗など果物のことわざや慣用句のできると思わせる使い方!

あなたは普段の会話でことわざや慣用句を使っていますか?

 

何気なく耳にすることわざや慣用句、意味を聞かれたらきちんと答えられるでしょうか。

聞いたことはあるけれどきちんとした意味を理解していないことわざや慣用句も多いはず!

 

ここでは、果物のことわざや慣用句についてまとめてみました。

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ことわざと慣用句の違いとは!?

 

聞いたことのあることわざや慣用句、どれがことわざでどれが慣用句か違いがわかりますか?

 

まずはことわざですが、古くから言い伝えられてきた教訓、風刺などを含んだ短い句のことです。

庶民生活の体験的な知恵から生まれたものが多いです。

たとえば、よく耳にすることわざだと、「阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)」や「犬も歩けば棒にあたる」などがあります。

 

そして慣用句ですが、二語以上の単語が結びつき、全く異なる意味を持つもののことです。

日常の行動や物事をおもしろおかしく表現したものです。

たとえば、「へそで茶をわかす」「顔が広い」などがあります。

 

どちらかといえば、慣用句は普段の会話でもよく耳にする言葉が多いと思います。

 

ことわざと慣用句は違いが難しく、よく間違われたり、どちらがことわざでどちらが慣用句か区別が難しいですが、ことわざはひとつの文で独立語として成り立ちます。

一方、慣用句は通常、独立語として扱いません。

とはいえ、分類が難しく、辞典ではことわざと慣用句のどちらも掲載しているものが多いようです。

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柿や栗など果物のことわざいろいろ!

ここでは、果物のことわざをいくつかご紹介していきます。

知っている言葉はいくつありますか?

 

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)

桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って多くの人が集まるので、その木の下には自然と道ができる。

人々に尊敬、信頼される人のまわりには人が集まることのたとえ。

 

桃李門に満つ(とうりもんにみつ)

優秀な門下生がたくさんいる。

門下には秀才が多いことのたとえ。

 

驚き桃の木山椒の木(おどろきもものきさんしょのき)

「驚き」の語呂合わせ。

これはとても驚いたという意味で使う。

 

日陰の桃の木(ひかげのもものき)

細くてひょろひょろとしている人のたとえ。

 

梨の礫(なしのつぶて)

投げた石はもう返ってこない。

音沙汰が何もないことのたとえ。

梨は「無し」に掛けた語呂合わせで意味はない。

 

阿闍梨死して事欠けず(あじゃりししてことかけず)

高い地位で実務に当たっていない人が死んでも、仕事にはなにも影響がないこと。

 

日陰の梨(ひかげのなし)

日陰で育った梨は美味しくない。

形は整っていても内容は悪いことのたとえ。

 

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

すももの木の下で冠を直そうと手を挙げると、実を盗むと疑われる。

人から疑われるようなことは避けるべきだということのたとえ。

 

火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)

自分の利益にならないのに、人のために危険を冒すことのたとえ。

 

青柿が熟柿を弔う(あおがきがじゅくしをとむらう)

熟した柿が落ちたのを、青柿が弔う。

やがて青柿も熟して落ちていく。

互いにたいした違いがないことのたとえ。

未熟なものが他人にことをあれこれ言う愚かさのたとえ。

 

渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)

欠点があることが必ずしも不幸であるとは限らない。

 

 

桃栗三年柿八年の意味と使い方!

よく耳にすることわざ、「桃栗三年柿八年」。

あなたはきちんとした意味を知っていますか?

 

どういうときに使うのでしょうか。

 

「桃栗三年柿八年」の意味と使い方をご紹介します。

 

【意味】

物事を成し遂げるためには、それなりの年月がかかるということのたとえ。

 

果実を植えて、芽が出て実がなるまでには長い年月がかかる。

桃と栗は三年、柿は八年もかかる。

 

【使い方】

何かを成し遂げるためには時間がかかるということを伝えたい時に使う。

 

例文

・新人が最初から結果を出すのは難しい。桃栗三年柿八年と言うし、気長に頑張ろう。

・この結果を得られたのは、桃栗三年柿八年、長く努力した結果だ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ことわざや慣用句、聞いたことはあっても意味を知らないと使えないし、相手が使っていてもその言葉の意味を知らないと言っていることが全然わからないということになります。

また、きちんとした意味を知らないで使うと、相手に違った意味で伝わってしまうことにもなりまねません。

 

正しく意味を理解して、さりげなく使えるようになりたいですね。

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